セミナー

【レポート】人間塾2021年度第15回ヤングセミナー

2021年11月11日

人間塾 第10期生 福田真有
(フェリス女学院大学2年)

10月28日に第15回ヤングセミナーが行われました。この日は、シンポジウムを終えてすぐのセミナーでした。皆の力を合わせて1つのイベントを達成できた喜びとともに、セミナーに臨みました。また、第8期生の島村拓弥さんと、シンポジウムで人間塾に興味を持ってくださった大学院生の方がいらっしゃり、一緒にセミナーを受けました。

この日は、まず、今年度のシンポジウムのテーマでもあった、「私たちはなぜ生きるか」について振り返りました。その上で、改めて私たちがこれからどのように生きていくのか、塾長先生にお話しいただきました。

私たちの人生は、花に例えることができます。花を咲かせるためにはまず栄養や太陽の光が必要です。そして、花は育つとき、地中の見えないところで生きるために必要な養分をもらっています。それと同じように、見えないところで私たちのことを思ってくださる人がいます。一見目に入らないようなところにも、私たちが成長するための栄養があるのです。その栄養があって、初めて花を咲かせることができます。たくさんの栄養を受け取った私たちは、自分の持っている花を蕾のまま枯らしてはならないのだと学びました。そして、私たちが受け取っている思いを忘れることなく、花を咲かせられるよう努力し続けたいと思いました。

また、私たちの人生の指標のひとつとして、塾長先生から「忠恕(ちゅうじょ)」という言葉をお教えいただきました。これは、良心や思いやりといった意味の言葉です。この気持ちは、私たちが常に土台に持っておくべきものです。塾長先生は、舞台「グッドピープル」の主人公を例に、忠恕とは何かを説明されました。この主人公は、一見するときちんとしていない人物に見えますが、彼女の底にある信念を見ていくと、良心と思いやりに溢れていました。このお話から、「忠恕」とはわかりやすく目に見えるものではなく、人の内面の本質的なものだと知ることができました。

人間塾2021年度ヤングセミナー:「忠恕」の心

「忠恕」の心

最後に、塾長先生は「愛とは、互いに見つめ合うことではなく、同じ方向を見ることである」と、フランスの作家サンテグジュペリの言葉を紹介されました。私たちは「より良い社会をつくる」という1つの方向を見ています。目的に至る手段は人それぞれ異なっていても、「忠恕」があれば、お互いに支え合うことができます。良心を持って誠心誠意、同じ方向を目指して生きることこそ、より良い社会をつくる第一歩になると感じるセミナーでした。

私は人間塾に入塾するまで、自分がどれだけ周りの人々に支えられて生きてきたかについて、十分に理解できていませんでした。人間塾での活動を通して、自分が一人では何もできないこと、いかに多くの支えをいただいて生活しているかを実感するようになりました。多くの支えをいただいてきたからこそ、そのご恩を忘れることなく、自分のできることを社会に還元していかなければならないと思います。「忠恕」の精神を胸に、独りよがりな人生を生きるのではなく、周囲の人を思いやりながら行動できるようになりたいと決意を新たにしました。

人間塾2021年度ヤングセミナー:塾長、お誕生日おめでとう!

塾長、お誕生日おめでとう!




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4名の塾生・修了生が順に登場します!

塾長のそれでええやん!

塾長・仲野好重が日々を綴った連載
※連載は一旦終了しました。