セミナー

【レポート】人間塾2020年度第1回ヤングセミナー

2020年4月16日

人間塾 第7期生 中川慎一朗
(早稲田大学4年)

去る4月9日、2020年度第1回ヤングセミナーが行われました。新型コロナウイルスの影響により、入塾式をはじめとする主な人間塾行事の日程が変更された中、塾長と在塾生12名、そして新入塾生8名が初めて顔を合わせました。とは言え、東京は緊急事態宣言が出され、外出自粛の日々ですので、WEB会議という形で第1回目のセミナーは実施されました。

人間塾2020年度ヤングセミナー:WEB会議によるセミナー

WEB会議によるセミナー

9期生はもちろんのこと、在塾生もこのような形でセミナーが行われることは初めてでしたので、戸惑いもあったかもしれません。しかし、塾生一人ひとりの自己紹介と近況報告から始まり、徐々に「場」の空気に一体感が生まれ、塾生の心が一つにまとまったようでした。

塾長は1年間の人間塾での学びをスタートさせるにあたって、「人生を豊かに、深く生きること」についてお話しくださいました。平穏無事に何も考えないで生きている時にこそ落とし穴がある。理不尽なことや思い通りにならないこと、すなわち人生の前に立ちはだかる壁に苦しんでいる時こそ、人間は成長するのだと仰いました。壁にぶつかった時にどのように乗り越えるのか、勇気を出して挑戦するとはどういうことなのか。そのようなことを、人生においては常に考えなくてはなりません。自分の能力を駆使しながら、困難を乗り越えるという経験が蓄積されて初めて、真の成長に繋がることを学びました。

人生の中でうまくいっているときこそ、謙虚な姿勢で感謝しなければなりません。理不尽なことや、困難な壁、自分にとって苦手なことなどから逃げるということは、結局は、人生そのものから逃げ出す人間になってしいます。このようなセミナーを聞いて、塾生は皆、気持ちを新たにしたと思います。

人間塾2020年度ヤングセミナー:春の景色と赤城山

春の景色と赤城山

次に塾長は、社会が混乱し、騒然としている時にこそ、「ノブレス・オブリージュ」(高貴なる者は義務を負う)の言葉をもう一度思い出しなさいと、私たち塾生に言われました。この言葉は、常日頃から人間塾でとても大切にしている考え方の一つです。私たちは、周囲の人々や与えられた環境から、沢山の愛情や思いを頂いています。先生方からの教え、友人との交流、生まれ持った能力、自由に使える時間、親からの愛、周囲からの期待など、たくさんの宝をすでに頂いています。このような素晴らしい賜物を頂いている以上、私たちは恵まれた存在なのです。そこには自ずと義務が生じます。その義務とは、感謝の気持ちをもって、自分の能力を惜しみなく発揮し、人々や社会の役に立つことであると思います。多くを持っている私たちは、すでに高貴なる者、すなわち恵まれた存在であると塾長は説かれるのです。

私は今回のセミナーにおいて、一人ひとりが自分の持っている能力を活かし、他者と協力することで、一人では成し遂げられないことを成す必要があることを認識しました。塾生全員が、今年度も人間塾で学んでいく心構えをしっかり持つことができたのではないかと思います。

人間塾2020年度ヤングセミナー:つくしと桜

つくしと桜

最後になりましたが、私は今、実家である群馬県伊勢崎市におります。新型コロナウイルスの影響で人と会う機会が少なくなり自宅にいる時間が多い中、気分転換に桜の花と菜の花、そして上毛三山の一つである赤城山を望みながら自宅近くのサイクリングロードをランニングしています。世の中の状況が早く改善されることを祈りながら、自分にできることを一つひとつ丁寧にこなして行こうと思っています。
(文中の写真は、私の実家近くの美しい風景です)



塾長のそれでええやん!

塾長・仲野好重が日々を綴った連載
※連載は一旦終了しました。