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セミナー

【レポート】人間塾2019年度第6回ヤングセミナー

2019年6月27日

人間塾 第8期生 大月侑
(お茶の水女子大学3年)

去る6月20日に第6回ヤングセミナーが行われました。今回は、高橋珠翠先生による書道教室でした。先生は、「人間塾」の毛筆体ロゴを書いてくださった方です。塾長先生は、「人間塾」のロゴを珠翠先生にお願いしたのは、先生の字に惚れ込んだからだとよくお話ししてくださいます。そのような素晴らしい先生にご指導頂ける機会を、塾生皆が楽しみにしていました。

セミナーは、書の歴史を紐解くことから始まりました。そして、珠翠先生が「令和」の文字を楷書、行書、草書の3種類の書体で書き、その違いを見せてくださいました。目の前でさらさらと書き上げられる美しい「令和」の文字に塾生一同、思わず感嘆の声を上げました。「字に惚れ込んだ」という塾長のお気持ちがよく分かった瞬間です。

その後、私たちは自分の名前や暑中見舞い文など書きたいものを練習し、先生に添削して頂きました。先生は、筆の置き方や文字のバランスの取り方など、塾生一人一人に丁寧に教えてくださいました。塾生はそれぞれ、先生から頂いたアドバイスを頭の中で反芻しながら2時間半の間、黙々と書に取り組みました。初めは細々として不安定だった文字が、だんだんと自信に満ちた文字に変わっていく様子には、私自身も感動しました。


人間塾2019年度ヤングセミナー:黙々と取り組む塾生
黙々と取り組む塾生
人間塾2019年度ヤングセミナー:細やかな添削
細やかな添削


パソコンや携帯電話が発達した今、書道をすることはもちろん、字を落ち着いて書くことすらあまりないように思います。しかし、字を美しく書こうとする姿勢には、物事に丁寧に向き合う、相手が心地よい気持ちになるよう配慮する、自己を鍛錬する、というような人生で大切にすべきことが秘められているように感じました。だからこそ、字を書くことに真摯に向き合う必要があるのだと思いました。

今回の書道教室を通して、心を落ち着け、字に向き合えたことは非常に貴重な経験となりました。また、珠翠先生に直接お会いし、人間塾に多くの方が携わって下さっているということを改めて実感しました。ご指導頂きました高橋珠翠先生に心から御礼申し上げます。秋に行われる第2回目の書道教室が今から待ち遠しいです。