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セミナー

【レポート】人間塾2018年度第18回ヤングセミナー

2019年1月24日

人間塾 第7期生 中川慎一朗
(早稲田大学2年)

新年が明けて最初のヤングセミナーが、1月10日に行われました。久しぶりに塾生たちと顔を合わせ、冬休みをどのように過ごしたのか、今年はどのような目標を持って過ごすのかなどを語り合いました。そして、塾生全員が気持ちも新たに、身の引き締まる思いでセミナーに臨みました。

今回のセミナーは、『幸福とは何か』というテーマで塾長先生にお話しいただきました。私はこれまで、『幸福』について深く考えたことがなかったため、自分の持っている『幸福』のイメージを一旦捨てて、心を無にしてお話を聞きました。

人間塾2018年度ヤングセミナー:久しぶりの語らい

久しぶりの語らい

塾長先生はまず、塾生全員に「倫理とは何ですか?」と問いかけました。私たち塾生は、大まかな概念や知識として倫理を捉えていたため、答えることができませんでした。倫理とは、“道徳の規範となるもの、人としての生きる道となるもの”と定義されました。この倫理の土台となっているものが、「人間の幸福」であると塾長先生はご教示くださいました。つまり、人として他者と共に生きてゆくには道徳が必要であり、その道徳は広く倫理に含まれる人としての生きる規範であるということです。そして、その倫理の実践には、人間の幸福ということを忘れてはならないと指摘されたのです。私は、ここで初めて、幸福というものが、人として生きてゆくための心の基盤になっていることに気づきました。

人は、人生の中で出会う人々に全力で向き合い、心を尽くすことが望まれます。そこで、塾長先生が「他者に自分の持っているもの全てを尽くす際に幸せを感じる時はいつか?」という質問をされ、私は「相手がそれを受けて喜んでくれた瞬間」と答えました。他の塾生からも、「尽くしている最中」、「尽くしてしばらくしてから」、「尽くそうと思った時」など様々な意見が出ました。人に対して力を尽くすことへの様々な考え方が浮き彫りになりました。このような塾生からの回答を受けて塾長先生は、幸せを感じたい、幸せになりたいと願うから、人に対して力を尽くすのではない、と断言されました。その人自身の人生はすでに幸せであるからこそ、人に対して惜しみなく力を注げるのであると、ご教示くださいました。

人間塾2018年度ヤングセミナー:幸せな笑顔

幸せな笑顔

私は、「人に尽くすということは、自分が幸せでなければできない」ことであることを知りました。また、その基盤となる幸福の条件は、「自分自身を失わず、自分という人格を保つこと」であることを、今回のセミナーで学びました。人間塾では普段から、自分自身の信念や人生観を「心の軸」と呼んで、それについて深く考える機会が多くあります。自分が自らの個性を知り、それを愛していないと、真の幸せは感じ取れないと教えられてきました。

幸福であるためには、自分自身を見失わないこと、すなわち自分の人格を育て、確立していることが大切であると、塾長先生はおっしゃいました。言い換えれば、「人格」を持つことと、「幸せ」であることは表裏一体なのです。

今回のセミナーを受けて、私は本当の意味における「幸せ」について考えることができました。幸せであるということは、いかに意味深いものであるか、いかに大切なものであるのかを知ったのです。これからも、さまざまな人やことがらに触れて、自己を開いていきたいと思います。そして、自分の人生の幅をより広げてゆきたいと思っています。