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セミナー

【レポート】人間塾2018年度第15回ヤングセミナー

2018年12月11日

人間塾 第6期生 落合悠人
(東京大学大学院 修士1年)

去る11月29日に第15回ヤングセミナーが行われました。この日は今年度2度目のお習字研修でした。塾生はいつもよりも早めに集まり、高橋珠翠先生とのお話を楽しみながら、まずお弁当を一緒にいただきました。

塾生は、持ち寄った習字道具や筆ペンを使い、自由に文字を練習します。多くの人は年賀状に書く言葉を練習していました。珠翠先生は必ず初めに私たちの字の良いところを褒めてくださいます。そして朱墨で見本を書き、さらにその人の使っている筆や筆ペンでも実際に書いて見せてくださいます。このような丁寧な指導が大人気で、ホワイトボードの予約表には、添削を待つ塾生の名前がずらっと列を作っていました。

私は「謹賀新年」という言葉を練習したのですが、普段書き慣れない文字のため、一文字一文字のバランスがうまく取れずに苦労しました。自分の席で珠翠先生の見本を見ながら練習し、また先生に添削してもらい、と繰り返していると、2時間があっという間に過ぎていました。日頃の悩みを忘れて、ただ無心でひたすら字を書くというのは、とても心地よいものでした。

人間塾2018年度ヤングセミナー:丁寧なご指導

丁寧なご指導

また、珠翠先生は塾生が夏にお送りした暑中見舞いを持ってきてくださり、長い文章を書いたときに現れる癖を一人ひとりに指摘してくださいました。練習では単語や一文だけを練習しますが、実際の葉書や手紙には長い文章を連続して書くことになります。単語の練習では気づくことのできない字の傾きなどを意識するきっかけになり、私にとって4回目の習字研修でありながら、これまでには得られなかった大きな学びが得られました。

SNSやメールが主な連絡手段となっている現代においても、手書きで文字を書く機会は必ずあり、それは冠婚葬祭など正式な場であれはなおさらです。先日、知人の結婚式に出席した際、珠翠先生に教わっているおかげで、御祝儀袋に筆を使って綺麗に名前を書くことができました。丁寧な字で書くことを心掛けていると、その人を大切に思う気持ちがより伝わるように感じます。

珠翠先生、2時間以上にもわたって指導してくださり、ありがとうございました。手紙を書く機会が減っているからこそ、年賀状や暑中見舞いを書き、自分の文字を通して気持ちを伝えることを大事にしたいと思いました。

人間塾2018年度ヤングセミナー:珠翠先生を囲んで

珠翠先生を囲んで