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セミナー

【レポート】人間塾2018年度第14回ヤングセミナー

2018年11月30日

人間塾 第7期生 小川大介
(東京工業大学2年)

去る11月15日に、人間塾第14回ヤングセミナーが行われました。「愛とは何だと思いますか」という塾長先生の問いかけから、今回のセミナーは始まりました。塾生はそれぞれ思い思いの回答をしました。塾長先生はそれぞれ塾生の回答を肯定しつつも、「愛とは最後まで力を抜かないものです」という一つのヒントを教えてくださいました。扉を閉めるときに音を立てないようにそっと閉める、洗面所が汚れていたら次に人のためにきれいにしておく。このような行為には、見知らぬ他者への気遣いがあるのではないのではないでしょうか。そして、それを行うためには、他者を常に思い続ける努力が必要です。続けて、「愛に必要なものは想像力です」と塾長先生は仰っていました。つまり、自分が何をしたら人は喜ぶだろうかと創造力を逞しく働かせなければ、人は愛せないということです。

このお話を聞き、愛にはエネルギーが必要だと感じました。私はものぐさな面があり、ついつい家族や友達などの親しい人に対して、思いやりを持つことを怠っています。つまり、常に自分がどうしたらその人が喜ぶか考えず、甘えているのです。親しい人にこそ、気持ちを向けて愛し続けたいと思う反面、自分にそのようなエネルギーを持ち続けられるか不安を感じています。

人間塾2018年度ヤングセミナー:クリスマスディナーに向けて

クリスマスディナーに向けて

次に、「愛の先に、求められているものは自立です」と塾長先生は仰いました。自立とは、自分に自信を持ち、他人の賞賛などに頼らず自分の価値観や信念を持ち生きることだと思います。続いて、「自立を謳歌するために自由が必要です」と塾長先生は説明されました。そして、「あなた達は自由ですか?」一人ひとりにと問いかけました。それに対して塾生からは、「家族に囚われている」「部活の中の価値観にとらわれている」「結果を出す事に囚われている」といった多種多用な回答がありました。

その答えに対し、「自由とは何か」と私たちに再度問われてきました。塾長先生は様々な答えがあると前置きしつつ、「私たちには自由が与えられており、その恩恵を何かにして返さなければならない」と言われました。私は、自分のやりたい勉強をして、自分の思うまま好きなように生きています。このような生き方ができるのは、この時代の日本に生まれ、自分のやりたいことが保証されているからです。自分が今生きて、勉強はもとより自分の望むことができるのは、親の支えがあるからです。このように考えると、私が謳歌していた自由は様々な人による愛の賜物なのだと、気がつきました。自分の授かった自由を駆使し、また愛といった形で自由を誰かに与えることができるのならば、それは素晴らしいことであると強く感じます。

人間塾2018年度ヤングセミナー:美味しくいただきました

美味しくいただきました

私はものを見る時に、一つの見方や価値観に頼る傾向があります。それは、ある意味、自分が一度考えたことやすでに持っている知識に縛られ、自由でなくなっていることなのです。今回のセミナーを通じて、今まで考えてきた自由とは違う、別の自由を知りました。初めて知った考え方は、すんなりと入ってきません。自分の考えに固執したくもなります。ですが、それは自分を縛り続けることだと思います。時間はかかりますが、今日知った「自由」に対する考えを自分の中に一つの見方として吸収したいです。