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セミナー

【レポート】人間塾第3回サマースクール(一日目)

2018年8月16日

人間塾 第5期生 浦山宗宏
(東京医科大学4年)

夏も本番となり、酷暑の日々が続く8月4日、第3回サマースクール1日目が開校しました。塾生が先生として、各々専門に囚われず、様々なテーマを扱うのがサマースクールの特徴です。塾生たちは、受講者の皆さんにわかりやく、楽しく授業に参加していただきたいという一心で授業に臨みました。今回も普段の塾生達から想像もできないほど多くの学びがあり、思わず興味が湧いてくるような授業がたくさんありました。

人間塾第3回サマースクール(2018年度):ご一献いかが

ご一献いかが
(6期生・落合君の日本酒丸わかり講座)

その中で、特に印象的で、学びが多かった授業を2つご紹介します。

1つ目は、7期生の富岡君が行った「ボルダリング」の授業です。東京オリンピックから正式種目に採用され、近年、話題沸騰中のボルダリング。その魅力を、競技する側と観戦する側の2つの側面から教えてくれました。競技をする点において、「個人」対「個人」でもなく、「団体」対「団体」でもなく、「個人」対「壁」というコンセプトは大変新鮮で、独特の魅力を感じ、興味深かったです。また、観戦する点において、「ホールド」と呼ばれる障害物を使って、登る方法が人により異なることを初めて知りました。一見、何気なく登っているその姿にも、その人の特徴が見えてくるというのも、大変面白かったです。

2つ目は、5期生の佐藤君が行った「中国茶に親しもう!」です。佐藤くんは、幼少期を上海で過ごし、中国語も堪能です。そんな佐藤君が伝統の衣装に着替え、中国茶の作法を試飲付きで紹介してくれました。中国にはウーロン茶やジャスミン茶など有名な銘柄が10種類以上もあるそうです。その中で今回は主に福建省で栽培されている岩茶を詳しく教えてくれました。茶道具も日本のものとは異なり、茶壺や茶海は、使えば使うほど茶葉の風味が染み込んで良い味を出すのだそうです。中国4000年の知恵を目の当たりにし、感銘を受けました。また、中国茶の文化は香りも味も存分に楽しむこと、お茶を介して人とのご縁を喜ぶ文化であることを学びました。


人間塾第3回サマースクール(2018年度):正装した佐藤君

正装した佐藤君
(5期生・佐藤君の中国茶に親しもう!)

以前、セミナーで「喫茶去」の精神学んだことがあります。「どんな人にでも、分け隔てなく、お茶を一杯いかがですか」と勧める意味ですが、人の区別をつけずに平等に接することの大切さを教えてくれる言葉です。その「喫茶去」の精神は、お茶を飲みに茶坊に集まる人々のご縁を大切にした当時の人々の文化によるものかも知れません。中国茶を通して、多くの学びを得ることが出来ました。

サマースクール1日目は、各々伝えたいことを伝えられる喜びを噛み締め、知らないことを知った驚きを味わった濃密な1日でした。