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セミナー

【レポート】人間塾2018年度軽井沢合宿三日目

2018年9月29日

人間塾 第5期生 山崎将志
(東京工業大学修士2年)

平成30年9月17日の午前中に軽井沢合宿の総まとめとなる「分かち合い」が行われました。最終日の前夜にはこれまでのセッションでの学びを振り返り、自分の中でそれを深める塾生の姿を多く見ました。最終日の朝の塾生の表情は期待と緊張が入り混じりながらも、より一層真剣な面持ちでセッションへと向かいました。

この合宿では塾生は様々な角度から自己と向き合い続けます。小さいころから自分は非凡であると周りから言われてきた塾生に対しては、「あなたは特別ではないが『唯一無二』の存在である」ということを塾長先生は話されました。また、他人と自分をすぐ比べてしまう塾生に対しては、「比べているのは一面や二面だけである。しかし人間は多面的であり、総合的に見たら他者と自分にはそう大きな違いはない」ということを説かれました。これらのように塾長先生の教えはそれぞれの塾生が抱えている心の問題の核心を突いているため、セッション中に目に涙を浮かべる塾生もいました。しかし自己と向き合う覚悟を持って合宿に参加をしているため現実から目を背ける塾生はいませんでした。

人間塾2018年度軽井沢合宿:自己と向き合う時の涙

自己と向き合う時の涙

このようなセッションを経て、分かち合いでは「残り半年における自分の心の軸」について全塾生が語りました。詳しいテーマは直前まで発表されていないため、塾生たちはそれまでのセッションでの気付きをありのままの言葉で話します。

私は、「私の軸は、人と人との関係をより大切にすることです」と答えました。これは以前から私の課題でした。加えて、残りの半年は修士論文の執筆をしなければならず、研究と向き合う時間が増えざるを得なくなります。実験やシミュレーションに明け暮れた生活では、人との関係が疎かになる可能性があります。そんな中、前述した言葉を自分の軸にしなければいけないと気づかせてくれたのは、合宿参加にあたっての塾長先生のお言葉でした。研究の用事で軽井沢合宿への参加を見送りたいと申し出た私に対して塾長先生は、「研究の用事と合宿を両立させなさい。あなたが来年から社会に出たときには同じように板挟みになることは何度でもあります。本当に頼られ活躍する人物になるには練習だと思ってこなしてみなさい」と仰いました。

塾長先生のこのお言葉を聞き、一つのことに集中すると他のことを器用にこなすことができない私をよくわかってくださった上でのアドバイスだと感じ、この忙しさを成長のチャンスだと捉えることができました。なんとか調整を付けることができ合宿には2日目から参加をさせていただきました。

この経験を経なければ、このような心の軸を持つことを決意できなかったかもしれないと考えると、大きな学びを得られた合宿であったと感じます。それぞれの塾生も今自分が抱えている最大の問題に立ち向かうことを軸として掲げており、分かち合いの終了時には決意に満ち溢れた顔が並んでいました。

人間塾2018年度軽井沢合宿:大内理事ご夫妻を囲んで

大内理事ご夫妻を囲んで