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【レポート】人間塾2014年度軽井沢合宿一日目

2014年10月3日

人間塾 第3期生 佐藤大知

清々しい秋空の中、東京駅を新幹線で出発する事から今回の軽井沢合宿は始まりました。車内では、以前この合宿に参加した事のある一、二期生達はどこか表情に余裕があり、初参加の三期生達からはどんな合宿なのだろうと少し不安な表情が見て取れました。軽井沢駅到着後、今回の合宿の宿舎となる友愛山荘に一旦荷物を置き、塾生達それぞれが食事処を探しに出かけました。

人間塾2014年軽井沢合宿:合宿第一日目スタート

合宿第一日目スタート

そして食事後、再び友愛山荘に集まり合宿最初のセッションが始まりました。その内容は、自分の人生の中で起こった嫌だった出来事、嬉しかった出来事を書き出していくというものでした。もちろんその中には思い出したくない出来事や自分の中で無かった事にしたい出来事もあります。しかしそれらをあえて思い出し、書き、そして考察する事で「等身大の自分」を認めるという作業でした。

このセッションの内容をこのように文字にする事はとても簡単なのですが、実際にやってみるととても難しかったです。事実、塾生達は書き出す作業だけで二時間以上もかかっていたのです。しかし、今までの自分の過去を振り返る作業は、とても有意義な時間となりました。そして気づけば夕方となり、友愛山荘の方々がバイキング形式の晩ご飯をご用意して下さいました。食べる事が大好きな私にとって、とても嬉しい晩ご飯でした。

そしてその後、夜八時から再びセッションが始まりました。このセッションの内容は、お昼のセッションで書き出した自分の人生の中で起こった嫌だった出来事、嬉しかった出来事の中から、ベスト3とワースト3を選び、それを塾生同士で発表し合うというものでした。ここでは、他の塾生達の今までの苦労話や、嬉しかったことや喜びの話を聞く事が出来ました。このセッションは予定よりも大幅に長引き、終わったときにはすでに11時半を過ぎていました。

しかし私が驚いたのは、このセッション後の塾生達同士の関係の変化です。確実に今までより深いものになっていました。人間塾はただの仲良しクラブではありません。時には語り合い、涙する。また時には激しく議論し合うことができる集団です。それを再確認し、とても嬉しく、誇りに思いました。こうして軽井沢合宿の初日が終わりました。初日から密度の濃い時間を過ごす事が出来たと思います。

人間塾2014年軽井沢合宿:苦しみながらも書き続ける

苦しみながらも書き続ける

人間塾2014年軽井沢合宿:分かち合う塾生たち

分かち合う塾生たち




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