ヤングセミナー

【レポート】人間塾2023年度事前オリエンテーション第二日目

2023年4月15日

2023年4月2日、事前オリエンテーション2日目のレポートです。

レポーターは第10期生の末田友太です。
是非ご一読下さい。

塾長・仲野好重

人間塾 第10期生 末田友太
(東京農工4年)

4月2日、2023年度に新しく人間塾に入学することになった第12期生のためのオリエンテーション2日目が開催されました。

今回のセミナーでは、塾長先生は「時間の大切さ」について、塾長先生が阪神・淡路大震災に被災した経験を交えながらお話しされました。最初に塾長先生は塾生に対し「時間」に対するイメージを尋ねました。塾生たちは「流れていくもの」「貴重なもの」「限りあるもの」など、様々なイメージを述べました。その内の塾生の1人は「使い方を考える物」と言いました。それを聞いた塾長先生は、自分が被災した際に、時間のことを考え、意識する暇は無く、ただ生きることに必死であったと仰いました。

人間塾2023年度ヤングセミナー・事前オリエンテーション:時間について

時間について

私は、時間は貴重なものであるという考えの下、日々その時間の使い方を考えながら生きています。しかしながら、「時間をどう使うか」そのようなことを考えることができる時点で私たちはとても恵まれている環境にあると思います。私自身、1日の中で怠けて時間を無駄にしてしまうことが多々あります。そのような時、現在戦争や、貧困によって生きることに精一杯である人々のことを、明確に想像することができれば、日々の中で怠けて時間を無駄に使ってしまうことは少なくなると思います。今回の塾長先生のお話は、私たちに時間の大切さを改めて戒めました。

塾長先生のお話が終わったあとは、人間塾で用意していただいた昼食をいただきながら新塾生たちとの交流を兼ねて会話を楽しみました。2日目ということで、新塾生たちの緊張も少しずつ解け始めている様子で、お互いの趣味の話などを交え、打ち解けることができました。

人間塾2023年度ヤングセミナー・事前オリエンテーション:楽しくランチ!

楽しくランチ!

今年度は、まだ右も左も分からない新入塾生に対し、その面倒を見る先輩塾生が少ない状況にあります。よって、先輩塾生にかかる負担は前年度よりも増えることでしょう。しかし、それと同時に、人を引っ張っていく力を養うとても良い機会でもあります。これから社会に出ていく上で、時に人の上に立ち、何かのグループを率いていかなければならない場面が来ると思います。その時に、グループを、人を率いていく時に、なにが必要であるのか、それをこの1年間、実際に後輩たちの前に立って率いていくという体験を通して、しっかりと学んでいきたいと思います。



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