ヤングセミナー
【レポート】人間塾2025年度入塾式・始業式
2024年4月19日
2025年4月13日に一般財団法人人間塾の入塾式ならびに始業式を開催いたしました。7名の第14期生を迎え、爽やかな式典となりました。当日は、塾生はもとより、修了生、保護者の皆様、人間塾役員の方々にもご参列いただき、にぎやかに式は進みました。歓迎の言葉、誓いの言葉と、それぞれに力強い塾生の決意が込められており、胸が熱くなりました。
今回のレポーターは第13期生の中島継人です。
是非ご一読下さい。
塾長・仲野好重
人間塾 第13期生 中島継人
(法政大学 3年)
去る4月13日、2025年度入塾式・始業式が挙行されました。役員の方々をはじめ、塾生のご家族や修了された先輩方にもご参列いただき、清々しい式となりました。今年度は新たに7名の14期生を迎えました。14期生は皆緊張した面持ちでしたが、役員の方や総合セミナーに参加されている方からも「私も緊張しています」というお言葉を頂いたことで、その表情も和んだように見えました。
同窓会会長の落合さんからは、人との関わりの大切さについてお話がありました。落合会長は職場の上司とのエピソードを紹介しながらお話しくださいました。落合会長は「仕事ができる人であっても、情熱がなかったり、少しひねくれていたりすると共同で何かをするということが難しく感じることもあると思います。しかし、相手を思いやり、熱を分けてくれる人と共にいると自分にも良い影響があると思います」とおっしゃいました。
歓迎の言葉は私が担当いたしました。人間塾で大切にされている教えの「恩送り」についてお話をさせていただきました。また、素直さや誠実さが自分を成長させるために重要であり、何事にも真摯に向き合うことの大切さを14期生には伝え、歓迎の言葉とさせていただきました。
次に14期生を代表して、森瑛一郎君が誓いの言葉を述べました。森君は4月5日と6日に行われた事前研修を通して、自分がいかに多くの人に支えられているかを認識し、これまでの自分には感謝の気持ちが足りていなかったことに気づいたそうです。だからこそ社会のために生きたいと心から思うようになり、自分にできることは何なのか、そして自分が果たすべき使命は何なのかを模索していくと話してくれました。
仲野塾長の式辞では、塾長が塾生を愛そうと努力し、祈っていることについてのお話が印象に残りました。私は昨年度の秋学期に韓国へ留学をしていました。しかし、離れた地にいても塾長面談やメールでのやり取りを通して、仲野塾長の愛を感じることがありました。塾長のお話からこの経験を思い返したことで、私は塾長のお話を自分の事として捉えることができました。
また、仲野塾長は人間塾を自分の生活の土台に置くべきであるともおっしゃいました。学校、サークルや部活動、アルバイトと並行して人間塾を位置付けるのではなく、それらの土台として人間塾があるべきであるというお話でした。私自身、人間塾を自分の土台とすることで、思考が変わり、自分を成長させてくれる方向へと導かれていくのだと思います。
今年度の入塾式は、1年前に自分が新入塾生として迎えた入塾式とは違う心持ちで参加することができました。1年前はこれから始まる塾生生活で自分がどう変わることができるのかという期待と不安が入り混じっていました。しかし、今年度の入塾式では先輩塾生という立場になったこともあり、自分の経験や失敗を14期生には伝えると同時に彼らからも学べるような関係を作っていく決意をしました。
入塾式を終えて、多くの方々に応援していただき、支えられているということを改めて実感しました。塾生一同、感謝を忘れることなく、塾生同士のつながりを強固なものとし、学びを深めていくことを誓います。