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【レポート】人間塾2024年度 人間塾カレッジ第二日目

2024年7月23日

2024年7月7日、七夕の日に、人間塾カレッジの第二日目を開催しました。

前日に続いて、さまざまなテーマの授業が繰り広げられ、参加者一同、大いに楽しみました。修了生(卒業生)たちも駆けつけてくれ、熱気にあふれた一日となりました。

今回のレポーターは第12期生の若林歩花です。是非ご一読ください。

塾長・仲野好重

人間塾 第12期生 若林歩花
(聖心女子大学4年)

去る7月7日、人間塾カレッジ第2日目が開催されました。この日は、修了生の吉田さん、髙木さん、髙瀨さん、橋沼さんが、朝から駆けつけてくださいました。発表者の一人であった私は、皆様に自分の授業を見ていただけることに心踊る気持ちで、順番を待っていました。

午前中は、9期生山本さんによる「Take Me Out To The Ball Game」、13期生山田君による「デニムが語る〜アメリカ文化と歴史〜」、そして私12期生若林による「“手話”を知り体感する!」の計3つの授業が行われました。

午後からは、13期生中島君の「ブフ〜蒼き大地〜」、12期生永井さんの「再考!メッセージカードの魅力」、そして最後は12期生佐々木さんの「大道芸の世界〜ジャグリングの魅力とその歴史〜」で、今年のカレッジは締めくくられました。

今回は、特に印象的だった授業を2つご紹介します。

一つ目は、中島君による「ブフBökh」についての授業です。

人間塾2024年度人間塾カレッジ:ブフについて語る

ブフについて語る

ブフとは、モンゴルの国技として多くの国民に親しまれており、日本では相撲と似ていることから「モンゴル相撲」と呼ばれているスポーツです。しかし、日本の相撲とは試合中のルールや衣装が異なり、また特徴的なのは試合の度に儀式(パフォーマンス)があることです。試合前には、鷹の舞いを両者行い、試合後は勝者のみが帽子を与えられ、再度舞うことが許されます。また、ブフは順位ごとに称号が与えられるそうです。カレッジではクイズの正答率に合わせて、ブフと同じ称号が与えられる等の工夫がなされており、あっという間に45分の授業が終わりました。中島君のお父様がモンゴルの方で、彼自身ブフを経験したことがあるとのことで、実際の試合映像や写真と共に、臨場感溢れた説明をしてくれました。

もう一つは、永井さんによる「メッセージカード」についての授業です。

人間塾2024年度人間塾カレッジ:Food Paperとは?

Food Paperとは?

環境に配慮して作られたFood Paperという和紙が配布されました。これは玉ねぎやキャベツから作られており、独特な触り心地と匂いがして、特別な紙であると感じました。そのカードに、隣にいる人へのメッセージを書いて交換する時間がありました。今の時代、デジタル化が進み、手書きで思いを伝えることが滅多になくなったために、この体験を機に、これから私も感謝の気持ちを、形に残して伝えられる人になりたいと思いました。ちなみに私は、人間塾でお礼状の担当をしていますので、大変興味を持ってこの講義を聞きました。

カレッジは、テーマを決めるところから、発表までに、多くの時間と労力を要します。それはどのようにしたら受講者に興味関心を持ってもらえるか真剣に考え、情熱を持って自分が伝えたいことを話す必要があるということです。ベクトルが「自分の興味」だけに向くのではなく、「相手が興味をもつこと」を考えて準備することがやはり大切なのだと、私自身2年目のカレッジで気づくことができました。

1つ1つの授業で、テーマやパワーポイントのスライド、話し方から、発表者の「その人らしさ」が感じられました。それと同時に、今まで知らなかったその人の一面も垣間見ることができ、塾生間の距離もさらに縮まったのではないかと思います。

この2日間を通して、12の授業が開講されました。これらの授業のお陰で、私の世界がまた新たに多方面へ広がる機会となりました。来年はどのような授業が行われるのか、今から心待ちにしています。

人間塾2024年度人間塾カレッジ:最後に記念写真!

最後に記念写真!



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