ヤングセミナー

【レポート】人間塾2022年度第15回ヤングセミナー

2022年11月10日

2022年10月27日にヤングセミナーを開催しました。

この日は、セミナーを始めようとした途端、私の誕生日を塾生たちが祝ってくれました。心温まる寄せ書きとプレゼントを頂きました(ありがとうございました)。

セミナーでは、「熱意」について話しました。周囲の雰囲気に流され、情熱の炎が消えそうになることは、人生においてしばしば起こります。その時、どういう姿勢を保って生きるのかを話しました。

今回のレポーターは第11期生の橋沼黎です。
是非ご一読ください。

塾長・仲野好重

人間塾 第11期生 橋沼黎
(東京音楽大学3年)

10月27日、第15回ヤングセミナーが行われました。

今回のヤングセミナーでは、塾長より、塾生の「熱意」についてのお話をしていただきました。私にとって、人間塾は学びの場所です。どのように人生を生きるのか、自らの使命は何か、というような、自分自身やその生き方に関することをよく考えます。すなわち、人間塾は、自分自身とひたすら向き合う場なのです。そのため、学びに対する自発性や貪欲さがなければ、人間塾の活動を通して体得できることは少なくなってしまいます。そこで、「熱意」が大切になると思います。

人間塾2022年度ヤングセミナー:お誕生日おめでとう

お誕生日おめでとう

今回、塾長は「喜んで損ができる人間になれ」というお話や、「お金や高い地位は必要だが、それはより多くの人の役に立つための手段である」というお話をしてくださいました。私は、普段からセミナーを通して学んでいるこれらのことを、「いつでも、当たり前に」できるようになりたいと思っています。その信念を貫く熱意や覚悟があり、日々こつこつと努力する人間が、やがては世の中を変えていく存在になり、志した自分により一層近づくことができるということを学びました。

最後に、塾長は「己に勝つ」ことの大切さについてお話しされました。信念を貫く熱意や覚悟があっても、いざ社会に出てみると、現実の厳しさや周囲との価値観の違いに惑わされることもあります。しかし、そのような試練の時にこそ、敵は周りではなく、自分自身の中にいます。周りに負けず、自分を信じて諦めずに日々を生きていかなければなりません。

私の専攻している音楽という分野は、一見個人種目の様に思えますが、常に社会と一体なものです。そして、それゆえに、「周囲」という概念に縛られがちです。これまでの私は、そのように「対他人」「対社会」という考え方をすることで、己との戦いを放棄してしまうことがありました。しかし、それでは「己に勝つ」ことができません。自分がすべきことを見出し、それを信じて諦めずに実行していく必要があるのだと実感しました。

これからの人生を生きていく中で、常に全てのことに熱意を持ち続けるためには、大変な努力が必要です。その熱意という「火」を絶やさず燃やし続けるために、私は今、人間塾という場で学んでいます。 何を人間塾で学んでいるのか、なぜ人間塾で学んでいるのか、ということを、塾生一人ひとりが改めて考え直す重要なセミナーになったと思います。

人間塾2022年度ヤングセミナー:セミナー後のひと時

セミナー後のひと時

また、今回は、12月末に開催が迫る人間塾カレッジの目的やその意味についても再確認しました。仲野塾長は、人間塾カレッジは「エンターテインする機会」であると仰いました。自分が既に知っていることをただ伝えるだけでは十分ではありません。相手に楽しんでもらえるような、更には興味を持ってもらえるような内容を用意する必要があります。同時に、自分自身も楽しみながら授業をすることが大切です。人間塾カレッジを、相手も自分もエンターテインすることができる機会にできるよう、今回のセミナーで学んだ「熱意」を強く持って、真剣に取り組んでいきたいと思います。



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