ヤングセミナー

【レポート】人間塾2022年度第13回ヤングセミナー

2022年10月3日

2022年9月29日のヤングセミナーでは、10月2日迫った塾生主催のシンポジウムの準備を行いました。シンポジウムの目的の確認、塾生一人ひとりの役割と意識を話し合う中で、塾生の士気も高まっていました。

今回のレポーターは第11期生の江渡恵里奈グレースです。
是非ご一読ください。

塾長・仲野好重

人間塾 第11期生 江渡恵里奈グレース
(北里大学2年)

去る9月29日、第13回ヤングセミナーが行われました。

今回は目前に迫った第10回人間塾シンポジウムの準備のためにお時間をいただきました。

今年のシンポジウムは「始めよう、今の自分から」というテーマで開催いたします。開催の目的は、ご来場者の方々に自己を見つめ、自分を受け入れることを通して自己肯定につながることを感じ、何か大切なものを持ち帰っていただくことです。このような目的を掲げ、塾生が一丸となり、かねてより準備を重ねてきました。

人間塾2022年度ヤングセミナー:開催目的の再確認

開催目的の再確認

塾長先生は目的の再確認を行ったのち、「シンポジウムにはもう一つ裏の目的がある」とおっしゃいました。それは、私たち塾生自身の成長です。塾生はシンポジウムの主催者として参画し、一人ひとりが複数の役割を担っています。全体の調整や塾生同士の意思の疎通を通して、何度も壁にぶつかることがありました。しかし、壁にぶつかってきたからこそ苦労を乗り越える方法を学ぶことができるのだと思います。

また塾長先生は、「実力や能力のある人の人生は必然的に忙しくなる」とおっしゃいました。ヤングセミナーなどの日々の活動を通して、人々から信頼され様々なことを担える存在になるにはどうすれば良いのかということについて、私たちは考え続けてきました。このシンポジウムのような体験こそが、日々の学びを実践する良い機会なのだと思います。

今回のセミナーを通して、私は先日の軽井沢合宿で学んだ「苦しいときこそ丁寧に」ということを思い出しました。課題をただ「こなす」のではなく、その一つひとつに心を込めて自分を「律しながら取り組んでいく」ことが大切なのです。これは遠回りで大変な道に思われるかもしれませんが、丁寧に取り組んでこそ、今までの苦労を成長の糧にすることができるのだと学びました。シンポジウムの軸である「ご来場者の方々のために」という思いを常に忘れず、課題と真摯に向き合いたいと思います。

人間塾2022年度ヤングセミナー:登壇者のリハーサル

登壇者のリハーサル

社会に出ると、さらなる苦労や不条理が私たちを待ち構えていることでしょう。大学生である今、このような学びの場をいただいていることに感謝しつつ、互いの士気を高める時間となりました。

私にとっては、今年が初めてのシンポジウムです。シンポジウムの成功を祈りながら、そのために自分ができることを丁寧に行いたいです。多くのことを学びたいと強く思っています。



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