ヤングセミナー
【レポート】人間塾2022年度クリスマスディナーの夕べ
2022年12月20日
2022年12月10日に毎年恒例の人間塾「クリスマスディナーの夕べ」を開催いたしました。会場は、千代田区紀尾井町のホテル・ニュー・オータニでした。
人間塾設立者の井上和子さんもご出席され、全塾生をはじめ、数多くの修了生と再会されました。役員の皆様、ゲストの皆様と共に、心豊かなひと時を持てる幸せを噛みしめました。
今回のレポーターは第11期生の橋沼黎です。
非ご一読ください。
塾長・仲野好重
人間塾 第11期生 橋沼 黎
(東京音楽大学3年)
去る12月10日、ホテル・ニュー・オータニにて「クリスマスディナーの夕べ」が開催されました。クリスマスディナーは、塾生一同が役員やゲストの皆様、修了生の方々と共にディナーを頂くというイベントです。
今年度は、「翠鳳の間」という華やかで開放感のある空間での開催でした。参加者の皆様は思い思いにドレスアップをし、その場を彩っていました。
ディナーは、仲野塾長による参加者一人ひとりについてのユニークな紹介から始まりました。そして、緊張感のあった会場が和やかな雰囲気に包まれた後、大内葉子様によるロレンツ作曲のアヴェ・マリアの歌声が会場に響きました。今年度は、大内様のピアノ伴奏を私、橋沼が務めさせていただきました。美しくも淡々と歌い上げられる大内様の歌に寄り添うことができ、濃密なひとときを過ごすことができました。ありがとうございました。
続いて、人間塾第5期生の曽根和輝さんのご発声で乾杯をいたしました。その後、今回のお料理全てを考案してくださった大竹シェフから、ご挨拶とお食事の説明をしていただきました。五感を活かして楽しんで下さいと言われた通り、ありとあらゆる感覚を通して頂くことのできたフレンチのフルコースでした。一品一品を丁寧に、そしてじっくりと楽しんでいく、またとない貴重な経験をさせていただきました。
今回のディナーでは、それぞれのテーブルで共通の話題で語り合えるような配席にしていただきました。私のテーブルでは、職種も年齢も専攻も異なる在塾生や修了生、ゲストの方と、お食事について、教育や音楽についてのお話をしながらディナーをいただきました。お互いに共通項を見つけ合い、距離を縮めていくことが大切なことだと、改めて感じました。
最後のデザートを終えると、塾長からのサプライズの合図とともに、第7期生の松田怜奈さんと第8期生で修了生の萩野広夢さんによるデュエットが始まりました。一曲目は、“White Christmas”で、二曲目は “My favorite things”でした。伴奏は、第10期生の藤原三千花さんでしたが、一曲目には私も連弾で加わらせていただきました。そして最後は、人間塾合唱団の“Oh holy night”でした。大内葉子さんの指揮、藤原三千花さんの伴奏でしたが、それまでの和やかな会場の雰囲気に加えて、心が震えるような素晴らしい舞台でした。
この合唱団では、声楽を専攻している塾生から、初めて合唱を経験する人まで沢山の塾生が参加しました。おまけに英語のクリスマスソングです。慣れないこともあったと思いますが、合唱を通して一つの繋がりが生まれる素晴らしさに、私は感銘を受けました。
最後に、参加者全員でクリスマスプレゼントの交換を行いました。私達は、「誰が受け取ってもその人にとって嬉しいプレゼント」を選ぶことを心がけました。私達はクリスマスを通じて何を祝っているのかを一人ひとりが想像力を働かせて考え、相手のことを思いやりながらともに食し語り合う素晴らしい機会になりました。
塾生を含め皆さんにとって、思いがけないお話や出逢いのあった、クリスマスの夕べになったと思います。準備してくださった多くの方々に感謝を込めて、これからも精進してまいります。