ヤングセミナー
【レポート】人間塾2021年度第8回ヤングセミナー
2021年7月22日
人間塾 第8期生 萩野広夢
(早稲田大学大学院修士2年)
去る7月15日に、第8回のヤングセミナーが行われました。本日は、役員の方や塾生の保護者の方をはじめ、たくさんの方々からお菓子や果物などの贈り物をいただきました。人間塾に在塾している私たちが多くの方々に支えられ、応援されているのだと改めて実感しました。
沢山の方々からの贈り物に囲まれた中、今回のヤングセミナーは始まりました。仲野塾長は「ご縁」についてお話をしてくださいました。その中で特に印象的だったものは、「ご縁とは、代償を出しても手に入れることはできません。いくつもの偶然が重なって与えられるものです。私たちは、そのご縁に恵まれて日々生活をしているのです。」というお話でした。このお話を聞き、私は人間塾に出会ってからの数々のご縁を思い返しました。
私は、人間塾の塾生であった先輩からの紹介で人間塾と出会いました。当時は深く考えずに「先輩に誘われたから入ろう」という気持ちで人間塾に入塾したのですが、今では私の人生には欠かすことのできないとても大きな存在になっています。直接ご指導をしてくださる仲野塾長や壺井さんはもちろんのこと、役員の方々や様々な専門分野の塾生たちに出会えたことで、私の人生は大きく変わりました。大学で話し合っているだけでは知ることのなかった考えや発想に触れたことで、私自身の考えの範囲がどんどん広がっていくように感じています。
特に仲野塾長には、学業、趣味、将来の道や自分自身の課題まで、多くのことに気づかせていただきました。あの時、人間塾への入塾を選ばなかった私はどんな人物になっていただろうと想像すると、ぞっとする時があります。この日のセミナーは、これらすべての「ご縁」に深く感謝することを思い出すきっかけになりました。
また、仲野塾長は「自分を成長させるものは多種多様なお面をつけてくる」ということもお話されました。日々の中で、自分にとってつらく、向き合いたくないことに直面することも数多くあります。しかし、成長のきっかけとなるものは色々な顔をして、私に近づいてくるのです。そして、それらすべてに無駄なものはなく、必ず己の糧になると教えられました。私は、日々の生活を振り返り、「自分は楽な道を選んでいないか」と自分に問いかけたとき、自信をもって首を縦には振れない時があります。日々の中にあって、苦しいことからも目をそらさず、忍耐強く行動することの重要さを改めて知りました。
今回のセミナーを受けて、私はたくさんのご縁に恵まれて今までの人生を送り、そのご縁によって生かされているということを痛感しました。この日ヤングセミナーに参加させていただき、仲野塾長のお話を聞くことができたのも、たくさんの方々から贈り物をいただいたことも、すべてご縁です。これから出会うすべてのご縁を大切にしながら、1日1日を大切に過ごしたいと思います。