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【レポート】人間塾2021年度入塾式・始業式

2021年4月22日

人間塾 第9期生 吉田光志
(早稲田大学3年)

去る4月11日、2021年度第10回入塾式・始業式が無事開催されました。新たに6名の10期生を迎え、設立者である井上和子さんや役員の方々、修了された先輩方にもお集まりいただき、素晴らしい新年度のスタートとなりました。

塾長先生は式辞にて、石橋正二郎氏の生き方をご紹介されました。それは、「和して同ぜず」という生き方です。他者と協調しつつも、周りに流されてはいけないという考え方で、石橋氏がいつも心がけていたことだそうです。

私はこの言葉を聴き、人はどのような時に、むやみに人に同じてしまうのかを考えてみました。それは、しっかりと自分で考えることをせず、自分の軸や意思があやふやな場合ではないだろうかと思いました。しかし、それでは、私たちは自分にしか生きられない固有の人生を歩めないだろう、と思います。人間塾が掲げる「キミにしか創れない未来」は創れないだろうと思います。

人間塾では、塾生それぞれが様々な学びや気づきを吸収しながら少しずつ成長していきます。真に吸収できたものは自分の軸を形成する大事な一部になり、「和して同ぜず」が体現できるのだと思います。塾生は、昨今の「同じて和さず」の風潮を断つ覚悟を問われました。

人間塾2021年度入塾式・始業式:誓いを述べる

誓いを述べる

また、第10期生の遊馬君が入塾生代表として「誓いの言葉」を、「歓迎の言葉」を在塾生代表の第7期生の小川さんが、それぞれ述べました。遊馬君は、「期待に応えるだけではなく、覚悟を持って自分と向き合っていく」という決意を語ってくれました。また、小川さんは「人間塾は本音で語り合う場、自分をさらけ出すことを恐れないでほしい」というとても重要なメッセージを送ってくださいました。自分を飾らず本音をさらけ出すからこそ、人との交流は意味のあるものとなります。自分と向き合い、お互いと向き合い、共に良い影響を及ぼし合える関係になりたいと強く思いました。

更に、同窓会会長である第2期生の森内さんよりご挨拶をいただきました。普通の生活では話す機会すらない事柄を真剣に語り合えるのが人間塾である。その場にいられるのは、とても恵まれていることだとおっしゃいました。自覚と感謝、誇りと責任に謙虚さを忘れず、宝物になる大切な時間を過ごしてほしい、とエールを送ってくださいました。

人間塾2021年度入塾式・始業式:温かい歓迎の言葉

温かい歓迎の言葉

式典の最後に、設立者の井上和子さんからのご挨拶として、「健康に気を付け、十分な睡眠を」というお言葉を頂戴しました。睡眠不足により体調が急変した事例をいくつも知っていらっしゃる井上さんの、私たち塾生を気遣った優しさあふれるアドバイスです。

応援してくださる温かい方々に囲まれ、恵まれた環境にいることに改めて感謝をし、実りある1年になるよう塾生一同日々精進します。

人間塾2021年度入塾式・始業式:共に頑張ろう!!
共に頑張ろう!!




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