ヤングセミナー

【レポート】人間塾カレッジ(2021年度)第2日目

2021年9月19日

人間塾 第7期生 藤原涼香
(東京慈恵会医科大学5年)

9月5日、第2日目の人間塾カレッジが開催されました。この日は修了生の荒木さんと西川さんも駆けつけてくださり、修了生の方々も見守る中、塾生による授業が行われました。

トップバッターの第8期生の萩野広夢くんは、「スタジオジブリのここがすごい!」という授業を発表し、ジブリの魅力を熱く語りました。この授業では、スタジオジブリの数々の名作が紹介され、作品の奥にあるメッセージや作品を超えた繋がりを知ることができました。一見しただけでは気がつかないようなお楽しみポイントも教えてもらい、より一層ジブリ作品に興味が湧きました。

授業では、動画が紹介されたり、クイズが準備されていたり、萩野くんが歌を口ずさむ場面があったりと、参加者を退屈させないよう工夫が凝らされていました。授業時間の45分はあっという間に過ぎ、最後まで飽きることなく楽しむことができました。


2021年度人間塾カレッジ:合気道を実演!
合気道を実演!
2021年度人間塾カレッジ:フォントの力を熱弁
フォントの力を熱弁


この日、私が1番楽しみにしていたのは、第7期生の小川大介くんと第9期生の猿渡啓太くんの合同授業「スパイスで千変万化、こだわりの手作りコーラ!」です。既製品のイメージが強いコーラですが、実はスパイスを調合することで自宅でも作ることができ、「クラフトコーラ」と呼ばれているそうです。授業では、クラフトコーラの作り方、使用するスパイスについて学んでのち、2人の自作コーラの飲み比べを行いました。(感染症対策を十分配慮した上で行われました。)

2人が使用したスパイスはほとんど同じであるにもかかわらず、出来上がったクラフトコーラの味わいや香りは全く別物のように感じました。スパイスの調合の仕方やスパイスを加えるタイミングが異なるため、風味に違いが生まれるそうです。味の違いもさることながら、コーラ作りの過程においても2人の考え方の違いが現れており、それぞれの個性が光っているのが印象的でした。

今年の人間塾カレッジの大トリは、第7期生の松田伶奈さんと第10期生の藤原三千花さんの「水彩画&押し花のポストカードを作ろう!」です。松田さんが水彩画を、藤原さんが押し花を担当し、その両方を組み合わせて1枚のポストカードを作る、という授業でした。

水彩画を紹介する際、松田さんは「自分はもともと絵が苦手だったけれど、水彩画にチャレンジしてみたら楽しかった」と語りました。好きな分野や得意分野を授業テーマにする塾生が多い中、たとえ苦手な分野であってもチャレンジしてみる大切さを知り、私自身も何かに挑戦してみたいなと感じました。出来上がったポストカードを今日の記念に飾っておきたいと思います。


2021年度人間塾カレッジ:水彩画と押し花
水彩画と押し花
2021年度人間塾カレッジ:お話上手で爆笑を誘う
お話上手で爆笑を誘う


2日間の人間塾カレッジを終え、塾生それぞれの新たな一面を見ることができました。また、普段はあまり触れることのない分野の魅力を知り、自分の興味の幅を広げ、新たなことに積極的に挑戦してみようと思えた2日間でした。



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