ヤングセミナー

【レポート】人間塾2020年度第7回ヤングセミナー

2020年6月18日

人間塾 第8期生 大月侑
(お茶の水女子大学4年)

去る6月11日、人間塾第7回ヤングセミナーが行われました。Web会議で行われる最後のセミナーでした。次に会うときは直接顔を合わせて話ができることに、皆、期待に胸を膨らませつつ、塾長の嬉しいお知らせからセミナーは始まりました。

人間塾2020年度ヤングセミナー:玄関先の紫陽花

玄関先の紫陽花

それは、人間塾と井上和子スカラーシップのキャッチコピーが完成したというニュースでした。今年の2月から動き出していたプロジェクトで、コピーライターの方と役員の皆様で協議が進められ、先日決定したそうです。

発表されたのは、人間塾のキャッチコピーが「人に出会い、人とつなぐ、人になる。」、井上和子スカラーシップのキャッチコピーが「キミにしか創れない、未来を信じて。」でした。

人間塾がどのような場所なのか、そして、井上さんをはじめとする支援者の皆様が、どのような想いで私たちを応援してくださっているのかがよくわかるフレーズだと思いました。この2つのキャッチコピーに込められた想いを聞いていくうちに、人間塾の温かさを改めて実感すると共に、人間塾でどのようなことを学んでいるのかに思いを巡らしました。

最も印象的だったのは、人間塾のキャッチコピーの冒頭の「人に出会い」という部分についてのお話です。塾長は、この「人」には、「他者」はもちろん、「自分」も含まれていると仰いました。他者と出会ってその人の生き様を目の当たりにしたら、自分の人生を振り返らずにはいられない。人間塾はそういう意味で、自分ともう一度出会う場所であるということです。私は、人間塾での出会いがあったからこそ、自分を見つめ直し、その未熟さに気づくことができました。自分が得た知識を独占しようとすること、結果を出すことにこだわるあまり、そこに至るまでの過程をおざなりにしてしまう癖があることなど、入塾してから分かった自分の未熟さがたくさんありました。

人間塾2020年度ヤングセミナー:散歩のついでにダンス

散歩のついでにダンス

人間として未熟だという現実を突きつけられるのは苦しいことです。しかし、塾長は苦しい局面にいる私たちを励まし、時に厳しい言葉をかけながらも見守ってくださいます。今回のセミナーを通して、人間塾は私たちの至らない部分も丸ごと受け止めて期待し、成長を祈り、支えてくれる場所だということを改めて感じました。

今、私たちがこのような愛に溢れた環境にいられるのは本当に有難いことです。「ここで学んでいる自分なら何があっても大丈夫だ。」という気持ちで、何事にも恐れずに挑戦していきたいと思います。



トップ
トップ