ヤングセミナー

【レポート】人間塾2019年度第4回ヤングセミナー

2019年6月6日

人間塾 第7期生 小川大介
(筑波大学1年)

去る5月30日に第4回のセミナーが行われました。今回のセミナーではいつも人間塾の写真を撮ってくださる齋藤節子さんがいらっしゃいました。食事をご一緒させていただき、セミナーの様子と集合写真を撮っていただきました。齋藤さん、ありがとうございました。

人間塾2019年度ヤングセミナー:齋藤さんとご一緒に

齋藤さんとご一緒に

今回のセミナーでは塾長のお知り合いの鈴木啓之さんについて、お話を聞かせていただきました。鈴木啓之さんは、以前は反社会的な団体に属しておられましたが、現在は牧師として活躍していらっしゃいます。鈴木さんがなぜ牧師になったのか、その経緯を詳しくうかがいました。その中で、鈴木さんが元の仲間に追われて、どん底に落ちる場面がありました。その時をふり返って、鈴木さんがおっしゃったことは、人間は追い詰められたとしても、たった一人でもいいから、その人の愛があれば生きられるということでした。

この言葉に私は感じるものがありました。生きている中で、辛い瞬間というものは多かれ少なかれ、すべての人が経験することだと思います。鈴木さんほどではないですが、私自身も辛いと思う時期がありました。そんな時に、心の支えになるのは期待してくれる人を裏切れないという気持ちや、自分を受け入れてくれる人がいるという事実でした。そのような経験と鈴木さんの言葉から、生きていく中で本当に必要なことは、自分を愛してくれる人がいるということではないかと感じました。

その後、塾長先生は「信・望・愛」という言葉を教えて下さいました。この三つの信、望、愛が一つになって、人の成長を助けることができるとおっしゃいました。さらに続けて、塾長先生は、私たち塾生を、信じ、望み、愛しているのだと言われ、そのことに迷いはないとおっしゃいました。

このお話を聞く中で、私はこの三つの言葉を実行するには、忍耐力が必要だと思いました。人を信じれば、裏切られることも多くあると思います。同じように、望み、愛したとしても、それに反する反応が返ってくることがあるでしょう。私は、「もし裏切られたら」と思うと、なかなか人を信じ愛し続けることが難しいように感じます。しかし、それと同時に私は自分が信望愛を求めているようにも思えます。私の中で、人が私を愛してくれるならば、自分も愛したいと思っている部分があるのかもしれません。自分のそのような気持ちを認めつつ、人に惜しみなく自分の思いを伝えられる人間に近づきたいと思いました。自分についての考えを深めることのできたセミナーでした。ありがとうございました。

人間塾2019年度ヤングセミナー:みんなでポーズ

みんなでポーズ




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