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【レポート】人間塾カレッジ(2019年度)第2日目

2019年9月28日

人間塾 第7期生 中川慎一朗
(早稲田大学3年)

去る9月15日に第2日目の人間塾カレッジが行われました。塾生全員が1日目の発表する立場と話を聞く立場の両面を振り返り、反省点を活かして2日目がスタートしました。

私の印象に残った授業の1つは、8期生飯田さんが行った『競技かるたの世界』です。飯田さんは現在、大学の部活で競技かるたをやっており、中学生の時からのかるた経験をもとに競技かるたの歴史やルール、楽しみ方について講義しました。競技かるたの試合会場では、上の句を暗記する選手たちの真剣味に溢れた表情と、張り詰めた空気が緊張を誘うなど、飯田さんの大会出場経験談も踏まえて、競技かるたの魅力を伝えていました。また、飯田さん自らが参加者の前でデモンストレーションを行い、札の取り方のコツなどをわかりやすく実践してくれました。その後、実際に塾生がルールを習った上で飯田さんと対戦し、札をとるコツを掴むなど腕を上げました。


人間塾カレッジ2019年度:競技かるたに挑戦
競技かるたに挑戦
人間塾カレッジ2019年度:今年も大盛況!! 塾長のカクテル講座
今年も大盛況!! 塾長のカクテル講座


人間塾カレッジ最後の授業は、仲野塾長による『知って楽しい、飲んで美味しいカクテル講座』でした。塾長が今年の8月にリトアニアのカウナスを訪れたこと、当時の副領事であった杉原千畝がナチスに追われているユダヤ人を助けるためにとった行動や経緯。また、杉原千畝がユダヤ人たちに日本への通過査証(ビザ)を発行し、彼らの最終目的地はオランダ領のキュラソー島であったというエピソードから授業は始まりました。

塾長はこの“キュラソー島”に因んで、「キュラソー」というリキュールを紹介くださいました。このリキュールは、オランダ領“キュラソー島”のオレンジの果皮を使用し、オランダ本国で作られたお酒だそうです。同時に、キュラソーにはブルーキュラソー、ホワイトキュラソー、オレンジキュラソーなど様々な名称があり、色を楽しむのも一つのポイントであることを学びました。本授業では、夏場によく飲まれるというブルーキュラソーを使用し、塾長が実際にいくつかのカクテルを参加者に振舞ってくださいました。そのカクテルは色がとても美しく、美味しそうで、教室では参加者から「飲んでみたい!」という声があがりました。

また、この日は人間塾カレッジ終了後、人間塾の修了生たちによる「キャリア相談会」が開かれました。今回のキャリア相談会には、修了生5名が来塾されました。最初に修了生の佐藤大地さんが、「自分が就職してから今に到るまで」というテーマで、今の職業を選んだ理由、職場での辛かった体験、続けてよかったことなどを在塾生全員に向けて熱くお話しくださいました。佐藤さんのお話が終わると、自分が聞いてみたい職種の先輩のところへ行き、テーブルを囲んでお菓子やお茶をいただきながらお話を伺いました。塾生の中には進路選択や就活について悩みを持っている人が多く、修了生への質問や相談を通して、自信に繋げていたようです。修了生のみなさまと有意義な時間を共にできましたことに、お礼申し上げます。

人間塾カレッジ2019年度:修了生によるキャリア相談会

修了生によるキャリア相談会




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