ヤングセミナー

【レポート】人間塾カレッジ(2019年度)第1日目

2019年9月27日

人間塾 第8期生 大戸璃玖
(東京農工大学3年)

夏の終わりが近づく9月14日、人間塾カレッジ第1日目が開講されました。このカレッジでは、塾生たちが専門分野に囚われることなく自由にテーマを決め、講義を行います。どの塾生の講義も大変興味深く、楽しみながら多くの学びを得ることができました。

私を含め、第8期生にとっては45分間講義をするというのは初めての経験でした。受講者の皆さんに楽しんで講義に参加して頂きたいと思う反面、大変緊張して臨みました。

私は、「筋トレ」について講義をしました。昼食後すぐの講義でしたが、受講者の皆さんの眠気を吹き飛ばす内容になったのではないかと思います。講義では、あまり知られていない筋トレの効果やトレーニング方法を解説しました。また、実際に一緒に身体を動かして、多くの方々に楽しんでいただけるように心がけました。

人間塾カレッジ2019年度:ダンス鑑賞・抽象理解

ダンス鑑賞・抽象理解

1日目で特に印象に残っている講義を二つ紹介させて頂きます。1つ目は第8期生大月侑さんの「ダンス観賞講座」です。人間塾カレッジ初日の一時間目にもかかわらず、堂々とした発表で、同じ8期生ながら感嘆しました。以前、大月さんに招待してもらい、モダンダンスの観賞に行きました。その時、初めてモダンダンスというものに触れて感動した一方、どのような点に注意して鑑賞すれば良いか分かりませんでした。しかし、今回の講座を受けて、モダンダンスは想像力を大いに働かせながら観賞する必要があると知りました。モダンダンスの表現方法は必ずしも具体的ではなく、多くの動作や感情が抽象化されて表現されます。そのため、一つ一つの動作をどのように捉えるかが重要です。大月さんは動画で作品を見ながら、一つ一つの動きがどのような意味を持っているかを解説してくれました。講義を通して、モダンダンスを観賞するときのポイントを理解することができました。

2つ目は、第7期生松田伶奈さんと第8期生萩野広夢さんの合同講義「歌っちゃおう、楽しんじゃおう」です。歌うことが苦手な人でも歌を楽しんでほしいというコンセプトで授業は行われました。講義ではまず、「明日があるさ」と「翼をください」という曲をみんなで歌いながらリズムの違いを感じました。次に、何に注意して歌えば良いかを教わりました。歌う時最も大切なのは笑顔になることだそうです。笑顔になると、気持ちは明るくなり、口角が上がることで高い声が出やすくなることを知りました。他にも、注意すべき点はいくつかあってそれらを意識すると本当に歌いやすくなりました。いつもなら出ない音域が出て感動しました。


人間塾カレッジ2019年度:初めての麻雀
初めての麻雀
人間塾カレッジ2019年度:みんなで合唱
みんなで合唱


人間塾カレッジ1日目は、普段知ることのない塾生の新たな一面を発見すると同時に、自分自身の興味の幅が広がり、新たに挑戦したいことが増えました。明日も引き続き第2日目が開催されます。他の塾生の新たな一面の発見や、自分にとっての新しい学びを考えると、明日がますます楽しみになりました。



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