ヤングセミナー
【レポート】人間塾2018年度クリスマスディナー
2018年12月22日
人間塾 第7期生 松田怜奈
(日本大学2年)
2018年12月8日、ホテルニューオータニで人間塾のクリスマスディナーが行われました。
人間塾での大きな行事の一つということで、塾生皆が期待に胸を膨らませていました。それと同時に、私は初めての参加だったので、テーブルマナーや、参加者の方と上手くお話できるか等不安でいっぱいでした。しかし、このような不安は、修了生や役員の方々の温かい雰囲気によって、すぐに無くなっていきました。
はじめに塾長先生が、井上さんをはじめ役員の方々や総合セミナーの方々など、日頃から人間塾を支えてくださっている人々の紹介をされました。多方面から多くの方々にご支援頂いていることを実感し、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。そして、皆様方に感謝しながら、私自身も自分の能力を余すことなく人のために使うことができるよう、日々精進しなければならないと痛感しました。
次に、大内葉子さんがグレゴリアン聖歌の中の最も古いアヴェマリアを歌ってくださいました。美しくきれいな歌声が室内に響き渡り、心がすっきりとし、落ち着いた気持ちになりました。歌の後、いよいよディナーが始まります。
卓上に置かれたメニューには、私たちがどのようなお料理かをあれこれと想像してしまうような説明が書いてありました。しかし、すべてのお料理が私たちの想像を超え、運ばれてくる度に会場が、驚きと感動に包まれました。お肉のフランベをする際、実際に近くで見させて頂き、湧き上がる炎に皆が夢中になりました。このように、お料理で人々を魅了し、感動させることができるシェフという職業のすばらしさを実感しました。ホテルニューオータニの太田シェフに心から感謝を申し上げます。
お料理の一品一品はクリスマスをイメージさせるようなものばかりで、忙しさの中で忘れかけていた「季節感」に触れることができました。四季の存在が日本の特徴でもありますが、日々目まぐるしく生活をしていると、そのありがたさを忘れてしまいがちです。しかし、このような素晴らしい機会を頂き、季節を感じることで、忙しい日々を少し忘れることが出来たように思いました。
ディナーを頂きながら、様々なところで活躍しておられる修了生や役員の皆様方とお話しすることができ、たくさんの刺激を受けました。視野が広がると同時に、私自身も、人間塾という恵まれた環境の中で、感謝しながら成長していきたいと改めて心に決めました。
最後に、にわか作りの人間塾合唱団による合唱が披露されました。会場の方々も巻き込んで、全員で「きよしこの夜」や「もろびとこぞりて」を歌いましたが、皆が同時に祈りを捧げているような感じがしました。人によって祈りの中味はさまざまだと思いますが、会場にいる全員が一体となって祈りの気持ちを持てたことは、とても貴重な時間であったように思います。
今回のようにホテルのディナーを頂く機会はそうたびたびあるものではないと思います。しかし、このような貴重な経験ができたのも、私たち塾生が将来社会に出た時、どんな状況にあっても堂々と振る舞えるためと思ってくださっての事だと思います。改めて、人間塾が私たちに寄せてくださる愛を感じております。
クリスマスディナーを迎える2日前にヤングセミナーがありました。その際に、塾長先生が聖書をひもときながら、クリスマスは感謝をする日だとお話し下さいました。今回のクリスマスディナーに参加して、私たちが今いる環境を支えてくださっているすべての方々に感謝しながら、これからもより一層邁進していきたいと決意する機会となりました。このような素晴らしい経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。