ヤングセミナー

【レポート】人間塾2015年度軽井沢夏合宿・二日目

2015年10月8日

人間塾 第4期生 羽田野睦乃
(早稲田大学2年)

合宿二日目は午前中に自由時間を設けて頂き、それぞれが思い思いの時間を過ごすことができました。友愛山荘でテニスを楽しむ人もいれば、自転車を借りてツーリングを楽しんだり、温泉で癒やされたりと、それぞれに気分転換の時間を持てたと思います。

二日目最初のセッションでは「新しい事、苦手な事にチャレンジする際にそれを妨げるものは何ですか?」という問いが塾長から投げかけられました。自分の弱みと向き合う問いにもかかわらず、不思議と言葉がすらすらと出てくるのです。今まで積極的にそのような内容を人に話したということはありませんでしたが、合宿という雰囲気がそうさせてしまうのか、思わず本音を語ってしまいました。

上記の質問に対して、塾生一人一人に答えがありました。「期待を裏切る事」や「目標への想いが弱い所」という回答の中で、印象に残ったのは、「その選択が将来的に役立つのかどうか」という意見でした。見込みがあればチャレンジ出来るが、無理と思えば言い訳を作って逃げてしまう、という説明がありました。

人間塾2015年度軽井沢夏合宿:セッションの合間に

セッションの合間に

次のセッションでは「あなたの囚われとは何ですか?」との問いがあり、先ほどの意見と結びついた塾生に対して仲野塾長は、次のように話されました。「選択する際に将来の役に立つのかという見通しは、自分の理解できる範囲のみで動くという結果を招く。無理か無理でないかを決めるのは自分。よって、興味を引くもの、ただ理由無く好きなものを一度選んでみてはどうか」

二日目最後のセッションでは、厳しい口調の中にも愛のあるお言葉を頂きました。誰でも何らかの囚われを持っていますが、「証拠の無い物、目に見えないものに挑戦できないのはいけない。まず信じてみることが大切だ」というものでした。目に見えないものを信じる事は容易ではありません。しかし、人間塾の塾生である以上、自分の可能性を信じ、自分が進んで行く道が他者の役に立つのだと信じていかなければならないことを突きつけられた気がしました。

第五セッションの途中から人間塾設立者の井上和子さんが友愛山荘へ到着し、私たちのディスカッションをお聞きになっていました。そして、セッションの後に、井上さんへお誕生にカードを贈呈するというサプライズ・プレゼントを用意しました。夕食では四期生全員が井上さんを囲んで頂くことになり、それぞれ自己紹介させて頂きました。一人一人のさまざまな話に井上さんも深く頷きながら聞いてくださり、またご自分の学生時代のお話をしてくださるなどとても親近感の湧くひと時でした。

人間塾2015年度軽井沢夏合宿:井上さんを囲んで

井上さんを囲んで




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