ヤングセミナー

【レポート】第4期生のための入塾前オリエンテーション(2015年4月)

2015年4月14日

第4期生のための入塾前オリエンテーション第一日目(2015年4月4日)

人間塾 第4期生 鷲見響
(立教大学2年)

2015年4月4日~5日の2日間、人間塾第四期生の入塾前オリエンテーションが行われました。今年は合宿という形ではなく、四ツ谷にある人間塾、つまり今後の学び舎となる場において私たち第四期生は塾生としてのスタートを切ることになりました。

研修は先ず、塾生一人ひとりの自己紹介から始まりました。塾生一人ひとりが、自分が何者であるのかということを、思い思い様々な情報とともに語ったのですが、この自己紹介によって、他の塾生がどのような人物かを知ることができただけでなく、自分の存在についても改めて見つめなおすきっかけになったように思います。そして、この「自分」という言葉が、この研修の大きなテーマの一つでもありました。「自分」と出会うこと。それが、人間塾において最も重要なことであると仲野塾長は仰いました。その後の研修の中では、エゴグラムという心理テストが行われ、私たち塾生は自分自身も知りえないような自らの本性のいくつかを突き付けられ、その結果に一喜一憂いたしました。ですが、今思うとそれも人間塾での「自分」との出会いの始まりとなったのではと感じます。これから、私たち塾生は人間塾で様々なことを感じ、学んでいくことでしょう。その学びの中で、どのような自分と出会うことが出来るのか、今から期待に胸を躍らせております。

第4期生のための入塾前オリエンテーション第二日目(2015年4月5日)

人間塾 第4期生 冨岡知世
(聖心女子大学4年)

2日目は、前日の振り返りをした後、設立理念にも記されている「自らに与えられた可能性」の「与えられる」というところに焦点を当て、「自分がこれまで何を与えられてきたか」ということを考えました。それを踏まえた上で、「ノブレス・オブリージュ」(高貴なるものの義務)というお言葉をいただきました。「高貴さ」とは「精神的な高貴さ」であるということも教わりました。これまで与えられてきたものを、それぞれが自分の立つ舞台でどう活かしていくのかを考えることは、自分の持ち得る可能性の大きさにも気づかされることに繋がりました。後半には、私たちが担うべき役割として塾長は「人と人とを繋ぐ」と「分かち合うこと」を挙げ、それが人生を豊かにするものであると教えてくださいました。塾長がドイツで出会った聖心会修道院長のイサさんのお話も印象的でした。この方は、ナチスの強制収容所から生還した女性ですが、自らの人生を教育に捧げて生き抜いた方だとエピソードを教わりました。自らの人生体験を分かち合うことで、人と人とを繋ぐことができ、戦争のない世界を作ることに少しでも貢献できるのであれば、私も実践してみたいと思いました。入塾を目前に控えたこのオリエンテーションで、人間塾の塾生としてこれから多くのことを吸収し、「自分」と向き合っていきたいと決意しました。

人間塾の塾生たち:左から二期生小関君、四期生鷲見さん、四期生富岡さん、三期生佐々木さん

左から二期生小関君、四期生鷲見さん、四期生富岡さん、三期生佐々木さん




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