ヤングセミナー

【レポート】人間塾第三回修了式(2)

2015年3月23日

人間塾 第1期生 海宝真波

2015年3月15日、柔らかな陽射しが春の訪れを感じさせる中、第三回目となる人間塾修了式が挙行されました。
人間塾にかかわった塾生は、一生人間塾の塾生であり続けます。そのため、人間塾では「卒塾」という表現を用いないのです。今回の修了式では、この春大学を卒業しそれぞれに選びとった道へと進む予定の8名が修了しました。

人間塾2014年度修了式:書を受け取る修了生・海宝さん

書を受け取る修了生・海宝さん

人間塾2014年度修了式:答辞を読む修了生・奥山さん

答辞を読む修了生・奥山さん

仲野塾長は、修了生へ向けたお話の中で人生という名の布と、それを立体的にするための支えとなる紐のお話をしてくださいました。人間は誰一人として同じ人生という布をもちません。更にそれを自身の身体の形に合うように、紐を使って支えていきます。人間塾が布を支えるうちの一本であってほしいと、おっしゃっていました。
書の贈呈時には、気恥ずかしさにはにかむ者、誇らしげに微笑む者、感動に涙をこぼす者など、修了生の様々な表情が見られました。
毎年修了証書の代わりとして修了生に贈呈される書は、修了生一人一人に、人生を歩んでいくうえで支えや道標(みちしるべ)となる言葉を、塾長が熱い思いを込めて書いてくださるものです。
自分のことを思い書いて下さった書を頂いた修了生は、待ち受ける新しいステージでの抱負を自らの言葉でしっかりと述べていました。
その後、在塾生からの送辞によりそれぞれの道へ送り出されました。

修了生が胸に抱く夢や使命は、人間塾で自分と向き合い苦しく悩んだ時間を乗り越えた末に見出したものです。
そして、人間塾で一人ひとりを認められ、愛され、大切にされてきたからこそ、その夢や使命のために自らの能力を精一杯発揮しようと燃えています。
様々な問題を抱える社会を少しでも良いものにしていくため、各々の場所で地道に努力を重ね、私自身もしっかりとした歩みで新たな道を切り開いていきたいと思います。



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