ヤングセミナー
【レポート】人間塾第三回修了式
2015年3月23日
人間塾 第3期生 永井友理
2015年3月15日(日)、人間塾の第三回修了式が行われました。春先にしては肌寒い一日でしたが、集まった多くの方々が8名の修了生を送り出すとても温かい式となりました。
開式の冒頭から、設立者である井上和子さんのご挨拶と伊藤州馬同窓会会長の激励の言葉が述べられ、塾生一同身の引き締まる思いで拝聴しました。
この日のためにと、和服を着た仲野塾長は挨拶の中で、表からは見えなくとも着物を支えている「紐」の存在の話をされました。私たちにも見えない紐のように「社会に生き、人と人とを結ぶ存在」になるようにと熱い言葉を送りました。
その後の「書の贈呈」では、塾長が長い時間をかけて書き上げた文字が修了生に送られます。さらにそれらの書とともに、一人一人に人生の幸せを願う激励の言葉が送られました。それを受けた修了生一人ひとりは、時折涙しながらも本日の決意を力強く語っていました。在塾生として贈呈を見守っていた者としても、その人らしい書の文字と、修了生の真っすぐな決意の言葉に心を動かされました。
式終了後には懇親会が行われ、集まった人々がお祝いの言葉を交わし談笑する光景がみられました。さらに、懇親会後には在塾生から修了生へのビデオやプレゼント贈呈といったサプライズが行われ、笑い声の絶えない時間となりました。
在塾生として、修了生の方々を送り出すことに¬は一抹の寂しさがありましたが、同時に、共に過ごせた時間の中で多くのことを先輩方から学ばせて頂き感謝しています。これからそれぞれの道へ一歩踏み出す修了生の背中がより力強く感じられました。「一度人間塾に関わった塾生は、一生塾生である」という言葉通り、先輩方がまた人間塾に帰ってこられることを楽しみにしながらこれからも進んでいきたいと思います。