ヤングセミナー
【レポート】人間塾2014年度まとめ合宿一日目
2015年3月15日
人間塾 第3期生 澁谷寛子
3月7日、雨がポツポツと降る東京から、まだ雪の残る長野・蓼科に向かい、2日間のまとめ合宿を行いました。
このまとめ合宿は一年を締めくくる今年度最後の合宿です。この合宿の後、人間塾を修了する塾生も来年度も残る在塾生も、共に身が引きしまる思いで望みました。合宿場所の蓼科フォーラムに到着し、昼食後すぐに最初のセッションが始まりました。
このセッションでは、「あなたはこの一年間で変わったか?」「変わったとしたらいつ頃変わったのか」「変化の内容は何か?」「それを肯定的/否定的にとらえる理由はなにか」「そこから見えてくる課題は?」といういくつかの質問を前に、一人ひとり深く考えました。そしてその思いを発表しました。一年を振り返ると様々な出来事と、それらを体験した時の感情や悩みを思いだし、再び味わうことができました。そして塾長から本質を問い続けることまたブレない軸を持つことの大切さを改めて教えていただきました。
次のセッションでは、テーマは一転し、「幸せ」について考えました。まず「頻繁に幸せを感じるか?あるいはあまり感じないか?」という塾長からの質問に、「毎日」「常に」と回答する塾生がほとんどでしたが、「ほとんど感じない時がある」という意見もありました。「では、幸せとは何か」「自分の幸せは人に役立つものなのか?」という質問に対しては、4つのグループにわかれて、グループディスカッションを行いました。20分間という限られた時間の中で、塾生同士が意見を出しあい、話し合いは盛り上がったように感じました。「自分の幸せが人の役に立つのか?」という質問が大変難しく、それぞれのグループでも苦戦していたようでした。最終的な塾長からのコメントでは、思いやりを持つことが非常に大切であると、教えていただきました。
夕食は、今回見学に来られた役員の方々と共にテーブルを囲みました。地元の美味しい料理でお腹いっぱいみたされた後にも、セッションは続きます。この1年間を振り返って塾長から課題が4つ出されました。深夜遅くまで静かに真剣に今までの学びを振り返り自分と向き合う塾生の姿が印象的でした。この合宿のお蔭で、皆一回り成長してこの一年を締めくくれたのではないでしょうか。