ヤングセミナー
【レポート】人間塾2014年度夏休み前特別セミナー
2014年8月25日
人間塾 第3期生 岩本穂
去る2014年8月7日〜8日、夏休み前最後の特別セミナーが行われました。
セミナーは高橋珠翠先生による筆ペン講座で幕を開けました。高橋先生は、このwebページの左上にもあります「人間塾」の文字を書いて下さった先生です。
名前は自分の看板です。他の誰よりも上手に書けなければなりません。私たちはそんな自分の看板を中心に、住所や挨拶の言葉など、気がつくと3時間半もの間ただひたすらに書きつづけていました。
情報機器の普及により、現代の生活で私たちが手書きを行う機会は確実に減っています。しかし、手で書いた文字は時間や手間を要する分、書き手の温かさや表情、思いやりが伝わります。
高橋先生はまた年賀状を書く時期に、来て下さるとおっしゃっていました。次にお会いした際、先生に上達を感じて頂けるよう、私たちは練習を継続していきます。
高橋先生を囲んで
ずっと座って文字を書いていただけにも関わらず、お腹がペコペコだと口にする塾生たち…思いを込めて文字を書くことは、とてもエネルギーを必要とすることなのだということも知りました。
セミナーの後は、人間塾事務局の近くのホテルにて、コースのディナーを頂きました。ディナーには人間塾設立者井上和子さんも駆けつけて下さいました。
ホテルで美味しいお食事を頂いた後は再び人間塾事務局へ戻り、この夏から海外の大学院へ進学する1期生阿部シャントヌさんと、2期生田中みささんの壮行会をサプライズで開催しました。
壮行会では、この日のために塾生が作った「笑いあり、涙ありの動画」でお二人の人間塾で過ごした時間を振り返り、プレゼントを贈りました。海外へと羽ばたくお二人の姿は、私たち塾生の刺激となりました。また、お二人にとっても「人間塾の皆もきっと頑張っているから、私も頑張ろう」と思っていただけるような存在でありたいと思いました。
壮行会にて、阿部君と田中さんを囲んで
2日目のヤングセミナーでは、人間塾の塾生として過ごしてきた時間を振り返りました。
1期生は2年4ヶ月、2期生は1年4ヶ月、3期生は4ヶ月、塾生として活動してきました。まだまだ悩んでばかりの私たち3期生ですが、1・2期生の方々にもそうした時期があり、それを乗り越えて今の先輩方がいるのだということを知りました。
私は3期生ですが4年次であるため、来年度このように現役の塾生として振り返ることはできません。のんびりしている時間はないのだということを改めて痛感し、残り8ヶ月塾生としてどう過ごしていくのか考える時間となりました。
セミナーの最後には、4期生募集のためのポスターに使用する写真撮影を塾生全員で行いました。あの時、あの1枚のポスターに出会っていなければ、私は人間塾の門を叩くことはありませんでした。このポスターを見て塾生になりたいと思ってくれる4期生がいればいいと願いながら、私たちに3期生にとって1・2期生がそうであるように、4期生にとって魅力的な3期生となれる様、精進してまいります。