ヤングセミナー
【レポート】人間塾2014年度第5回ヤングセミナー
2014年6月30日
人間塾 第2期生 吉田辰哉
6月26日に開催されたヤングセミナーに、整体師の金森晃平先生をお迎えしました。当日のセミナー内容は、自分の身体のバランスを考え、身体の不調を改善する方法を学ぶというものでした。若い大学生でも、多くの人が肩こりや頭痛等、身体の不調を抱えているようです。今回受講した塾生の大部分も、何らかの不調があるようでした。金森先生がおっしゃるには、それらは身体のゆがみが原因で起こるもので、まずは自分の身体のバランスをしっかり知ることが大切だということでした。まず、関節などを中心とする身体の構造と疲れの原因に関するレクチャーから始まりました。
金森先生は、身体の歪みと関係が深い「疲れ」との向き合い方について説明してくださいました。大切なのは疲れないようにすることでなく、自分がどんな理由で疲れているのかをはっきり知り、疲れにくい身体を作っていくことだそうです。
続いて、身体が歪むとはどういうことなのか、身体の歪みからどのような症状が現れるのかを教えてくださいました。骨格の模型を用いながら、骨と関節の構造や、肩こり、頭痛、腰痛などが骨盤の歪みが原因で起こること等を、分かりやすく示してくださいました。
続いて実技に入り、自分たちの身体がどれくらい歪んでいるかのチェックを行いました。重心が片寄っていないか、肩は左右で水平に保たれているか、左右の関節の動きに違いはないか等を、手軽にチェックすることが出来ました。これらのチェックを通して、自分の身体が予想以上にゆがんでいることがわかってきました。
自分たちの身体の歪み具合を把握した後、身体の不調を改善するためのストレッチを実際に行いました。それぞれのストレッチがどのような症状に効くのかを教えてもらいながら、10種類以上のストレッチを実践していきました。ストレッチを終えると身体も心もすっきりとした感じがして、ストレッチの効果を実感することが出来ました。金森先生がおっしゃるには、必ずしも全てのストレッチを行う必要はなく、自分の気に入ったストレッチを、やりたいと思ったときに行えば良いということでした。
今回の金森先生のセミナーはまさに目から鱗が落ちるような内容でした。私自身、健康に気を遣っていたつもりでしたが、人から聞いた健康法を自分に合っているかどうかも考えず、やみくもに行っていたところがありました。まずは自分自身の身体としっかり向き合い、自分に何が必要なのか考え、今回学んだことを生かしながら身体のメンテナンスに努めたいと思います。