ヤングセミナー

【ご報告】人間塾・2014年度オリエンテーション合宿(2)

2014年4月10日

人間塾 第3期生 加藤有香

2014年4月5日から6日の1泊2日の合宿が静岡県裾野市のヴィラ不二にて行われました。わくわくと高鳴る鼓動を感じつつ、不二聖心の校門をタクシーで通過しました。そこには、いつも私たちが見ている世界とは全く別の世界で、一面に広がる茶畑の景色と満開の桜が私たちを盛大に迎えてくれました。ここから始まる私の新しい居場所「人間塾」のスタートにはこれ以上にない最高の場所であると感じました。

新芽が顔を出す茶畑

新芽が顔を出す茶畑

1日目のオリエンテーションでは、塾長が人間塾のお話の前に、もともと不二農園であったこの地がどのようにして誕生したかをお話ししてくださいました。自分の使命を感じ取り、理解をし、それに命をかけて取り組んだ創設者の岩下清周氏の熱い人生。そして、自分の持つ力を惜しみなく出し尽くし、その生涯を日本で終えた海外のミッショナリーの方々。この方々がいたからこそ、今私はここにいれるのだと思うと、当たり前の環境に慣れてしまうのではなく、日々どのようなことにも感謝しなければいけないと強く感じました。また、インプットでは人間塾の理念をはじめ、「人生の意味」や「自分に与えられた使命」や「価値観」についてお話ししてくださいました。真のエリートとは。ノブレス・オブリージュとは。新しい言葉を丁寧に噛み砕いて、塾長は、自身の実体験を織り混ぜながら私たちに伝えてくださいました。沈黙の時間では、普段は感じられなかった鳥の声や風の音、太陽の暖かさに触れ、塾長が出してくださった課題に各々が懸命に向き合える時間でありました。なかなかこのような時間を確保し自分自身と向き合うことは、今までになかったのでとても貴重な時間でした。

二日目のインプットでは、「人生の目的、意味、使命」といったこれから一年、人によっては二年、三年と人間塾で考えていくテーマについて触れました。特に印象的な言葉は、「DOを軸において生きるのか。BEを軸において生きるのか。」ということです。やりたいことをする前に、自分がどういう態度でそれに臨むのかを考える。簡単なようでなかなか難しく、自分では気づかなかった内容で、このことを考えることにより、自分のぶれない軸を探すきっかけとなりました。そして、最後に行われた、分かち合いではこの2日間で行われた学びを1人5分ほどで共有しました。塾生1人1人が自分と向き合い、ぶつかることで見えた課題や新しい自分に出会え、話を共有すればするほど『もっと知りたい。もっと話し合いたい。』という思いが生まれました。

たった2日間ではありましたが、以上のように多くのことを学び、気づくことができました。これから様々なことを『人間塾』で学び、そして『人間塾』を巣立つときにはどのような人間になっているのか。また、どのような生き方を目指しているのだろうか、と今から未来に胸を躍らせています。


ヴィラ不二から見た壮大な富士山

ヴィラ不二から見た壮大な富士山

インプット前の塾生

インプット前の塾生




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