ヤングセミナー

【ご報告】人間塾・2013年度末・まとめ合宿

2014年3月10日

人間塾 第1期生 荒木

2014年3月1日から2日にかけて、静岡県裾野市において人間塾の合宿が行われました。年度末における最終のセミナーでもあり、塾生たちがこの1年間を振り返る貴重な機会となりました。

様々な思いにふける塾生たち

様々な思いにふける塾生たち

平常のセミナーとは少し変わり、塾長からのお話(インプット)は、塾生が各々思索を深めるきっかけを与える最小限のものに抑えられ、日程の大半は、塾生が個人で自己の内面を見つめる作業と、その後の全体での分かち合いとに充てられました。顔を合わせると会話の絶えない塾生同士ですが、今回はあくまで個人で集中している姿と、それに伴う緊張感のある空気が印象的でした。

塾長からのインプットは、あなたが欲しかったもの、あなたがピンとくるもの、あなたが幸せを感じた場面、というように、自己の具体的な過去や思い出から入っていくやわらかなものでしたが、これらについて個人で思索を深めるにつれて、自身の物事に対する感覚の在り方や自身の変化について認識を深めることができる仕掛けになっていました。

そこからどのような学びを引き出すかは各塾生に委ねられましたが、個人での思索の過程を経て、自分はこれからこう変わっていこう、もっと社会に貢献できる人間になろう、という具体的かつ大きな決意をのぞかせた塾生が多数に上りました。

私は塾長からのインプットを経て、自分の「幸せの感じ方」についての認識を深めました。私の場合は、マイナスの出来事はできる限り少なく、その上でプラスの出来事がほんの少しあれば幸せ、というタイプであることを知りましたが、これまでマイナスを減らすことにばかり労力を割きすぎ、そうでなければもっと自分に対しても社会に対しても有益な行動をとれたはずが、その妨げになっていたことに気付きました。

このような自分の特性を把握し、あるいはそれを変える努力をすることが、自身のより良い生き方につながるのはもちろんのこと、一人の人間として、また塾生としてなすべきことを見極め、実行していくことに大きく資するものだと考えています。本合宿を最後に「修了」する4年生が多数おりますが、これからも変わらず塾生であり続ける身として、それぞれに大きな学びを得ることができた合宿になりました。




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