ファースト・ステップ基金
受給者報告
これまでのファースト・ステップ基金の受給者の活動の一部を簡単にご紹介します。
歌の力でチャリティを
- 受給者
- 第7期 松田怜奈、第8期 萩野広夢
- 活動期間
- 2019年9月~2022年3月
(新型コロナウイルス感染症拡大防止のために2年以上延期) - 受給金額
- 20万円
- 活動内容
-
私たちは、歌を通じて、人のつながりの温かさや、人と人とが出会うことの大切さを伝えたいという思いがありましたので、チャリティコンサートの開催を目標にしました。
演目は映画音楽やポップスなどもとりいれました。ボイストレーニングを始め、大内葉子先生や伊藤君子先生等、多くの方に歌のご指導いただきました。当日の司会や演出をしてくださった仲野塾長をはじめ、さまざまな方々のご尽力のおかげで、当初は想像もしていなかったほどの良いコンサートを開催させていただくことができました。
また、ご来場の皆様方から「心が温まった」などのお声をいただき、488,700円という募金をいただきました。それらは宮城県女川町の放課後学級の発展と、ウクライナの難民支援のために全額寄付させていただきました。
ファースト・ステップ基金での活動を通じて、物事には目に見えている部分以上に、見えていない部分でも、多くの方々の支えがあるのだと学びました。
コンサートの様子
リーダーシップ研修を兼ねた展覧会企画
- 受給者
- 第9期 猿渡啓太
- 活動期間
- 2021年5月〜2022年3月
- 受給金額
- 20万円
- 活動内容
-
私は、展覧会を通して自分が学んでいる「デザイン」の面白さを広めることと、グループ展示をすることでリーダーを経験するという目的で活動しました。
具体的には、5月から展覧会のテーマを練っていき、リサーチを始めました。先生にもアドバイスを頂きながら10月頃から制作を始め、12月に第1回、2月に第2回、3月に第3回の展覧会を開催しました。
展覧会を3回開催したことで、回を重ねるごとに各々の作品が洗練されていき、見てくれる人も増えていきました。多くの人に「デザイン」の面白さを知ってもらうことができたと思います。また、自分のリーダーシップへの評価をメンバーにしてもらうことで、真のリーダーになるために周囲の心に火をつける熱意が足りないということに気づきました。
この活動で、デザイナーとしてもリーダーとしても貴重な経験をすることができました。社会にでてからもこの経験を活かし、人の喜びのために尽力していきたいと思います。
トレーニングによる心理的変化
- 受給者
- 第10期 末田友太
- 活動期間
- 2021年7月~2022年3月
(プログラムは2022年6月まで) - 受給金額
- 20万円
- 活動内容
-
以前の自分は何かにつまずいたり、失敗すると、すぐに落ち込むような人物でした。そしてそれ以上進む気を失い、立ち止まってしまうような軟弱で消極的な性格でした。
2021年度、このファーストステップ基金に応募する機会をいただき、自分を変え成長していくために、筋力トレーニングを通して自己改革を行おうと思い立ちました。そして、ファーストステップ基金に申し込み、採択していただきました。
活動内容としては、週に三回スポーツジムで筋力トレーニングを行い、ジムに行かない日には早朝にウォーキングなどの有酸素運動を行いました。また、月に一回パーソナルトレーナーにトレーニングに関する指導をしていただきました。私は、これらの活動を一年間継続しました。
その結果、以前の自分には見出せなかった精力的な心と身体を手に入れることができました。
これらは人間塾でのセミナーなどの活動と、ファーストステップでの活動の相乗効果による成果だと思います。ファーストステップ基金によって本当に良い成長を感じ取ることができて感謝しています。
トレーニング中に