講演会

【レポート】人間塾2021年度第四回東京講演会

2021年12月25日

人間塾 第7期生 松田怜奈
(日本大学5年)

2021年12月5日、第4回塾長講演会が行われました。

新型コロナウイルスの感染状況は落ち着いてきましたが、会場の密を回避するため、対面とオンラインの両方で開催し、多くの方にご参加いただきました。

人間塾2021年度第四回東京講演会:オンラインの準備も真剣

オンラインの準備も真剣

今回のテーマは、「民主主義への遥かなる道~李登輝:台湾と日本の二つのアイデンティティの中で~」でした。

まず塾長は、台湾で生まれ政治家として活躍した李登輝氏の年譜を説明してくださった後、彼の思想や自国と日本への思いについてお話しくださいました。

孫文の「天下は公のために」という政治信条を大切にしていた李登輝氏は、自国の発展を信じ続け、そのために様々な逆境に立ち向かいながらも政治家としてできる限りのことを全うしました。このような彼の姿に感銘を受け、私自身も世のため、人のために、自分のできる最大限のことを精一杯やりたいと改めて強く感じました。

また、講演の中で李登輝氏の「勤勉・美徳・互助精神を大切にしなさい。富や名声に囚われてはいけない」という言葉が紹介されました。この言葉を聞き、人は富や他者からの評価に目が行きがちですが、そうではなく、自分の軸を大切にして一つ一つ努力し続けることが肝要なのだということを改めて感じました。

講演会の最後に、李登輝氏の日本への思いについてのお話があり、その中で、「政治家が特別なのではなく、それを選ぶ国民が賢明でないと国家は成り立たない」という言葉が印象に残っています。

人間塾2021年度第四回東京講演会:李登輝氏の教えを学ぶ

李登輝氏の教えを学ぶ

現在のコロナ禍で、感染が拡大してしまったり、政治が悪い方向に動いたりすると、「政治家の責任だ」と訴える国民の姿をニュースなどで多く目にします。しかし、本来は政治家を選ぶ段階で国民全員が責任を持つべきであり、李登輝氏の言うように、国民それぞれが自身の声を持たなければならないのだと強く感じています。

このような先人の教えは、実感を持たないまま頭だけで理解してしまいがちですが、自分の立場に置き換えたり、自分の置かれた状況に合わせて考えたりすることで、深く心に残っていくのだと思います。

人間塾で学んでいる私たち塾生も、人々の幸せのために何かを全うできるよう、これからも頑張っていかなくてはと気持ちを新たにすることができる講演会でした。



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