塾長のそれでええやん!
BS朝日午後のニュースルーム、最終出演
2013年9月18日(水)13時54分からBS朝日「午後のニュースルーム」に出演しました。今年4月から新番組として始まったのですが、9月末で番組改編があるということで、残念ながら最後の出演となってしまいました。
この日の特集テーマは、「大学生への奨学金」を考えるという、塾長・仲野としては得意中の得意の話題でした。一緒に出演して下さったのが、下村博文文部科学大臣でした。下村大臣ご自身も、高校、大学と奨学金に助けられた経験を持っておられます。
問題提起されたのは、日本学生支援機構などから貸与型奨学金を受けた大学生が、卒業後、返済に窮する実態をどう考えるのかということでした。塾長・仲野は、貸与型の奨学金の枠を広げて、返済の基準(期間や延滞のルール)を緩和したとしても、結局、借金を返すということには変わりない。よって、給付型奨学金をもっと充実させることが重要。その為には公的資金の投入(増税が伴います)および、企業からの寄付などを基金にして給付型奨学金の枠を広げていく。もちろん、企業等に対しては、税制の優遇措置を充実させることが必要であると、かなり強く述べました。下村大臣もそのことを受けて、今後やっていきたい奨学金推進の施策を話されました。
また、人間塾の給付型奨学金プログラムは、単なる経済的支援に止まらず、人間教育活動そのものに力点を置いていることなども紹介しました。嬉しいことに、番組の中で人間塾のヤングセミナーの画像が流されました。現役の塾生ならば、その画像に誰が映っているか、すぐにわかると思います。
大臣とのさまざまなやり取りの中、奨学金を受けている学生はもっとプライドと自負を持ってほしいことと、社会へ何かを返していく責務を背負っていることを塾長・仲野は力説しました。大臣も、奨学金を得て学んでいる学生には、本当の自尊心を持ってほしいと語りました。
番組の最後、塾長・仲野のコメント、「18歳で入学しなくてもよい、22歳が新卒でなくてもいい、一度大学に入学しても休学、復学が自由にできる方がいい。今、問われていることは、大学の柔軟性、自由性。学びたい時が、その人が学ぶべき時のはず」で締めくくりました。
半年という短い期間でしたが、塾長・仲野は大いに学び、大いに考え、そして大いに語らせてもらったテレビ出演でした。この番組の中嶋プロデューサー、キャスターの野村アナウンサーをはじめ、スタッフがみんな本当に素晴らしい人たちでした。心から感謝申し上げます。