塾長のそれでええやん!
軽井沢合宿~その1~
昨日9月15日から、軽井沢の友愛山荘にて、人間塾の夏季合宿が始まりました。参加者一同、東京よりは気温が6,7度も低い、大変過ごしやすい軽井沢の地で、人生について真摯に考え、また塾生同士の理解と親睦を深めています。
軽井沢到着!
塾長・仲野が初日のセッションで一番言いたかったことは、すべての塾生は一粒の種になってこの世界のどこかに蒔かれる運命である、ということ。この種は、やがて芽をだし、茎を伸ばし、大きな木に育っていかなくてはならないということ。この木は、たくさんの葉をつけ、暑い日には優しい木陰となり、雨風の時はその激しさから人々を守り、木漏れ日の柔らかい光で人を育てなくてはならないということ。そんな木になるため、塾生一人ひとりは成長していかなくてはならないのです。
議論!討論!
自分に親切にしてくれた人にお礼を言うのは当たり前。恩ある人に感謝するのも当たり前。昨今の社会ではこの「当たり前」が通用しなくなっているのも事実ですが、人間塾ではこんな「当たり前」を教えているのではありません。当たり前の枠を出たところで、どう生きるかの態度的価値を論じているのです。すなわち、自分を裏切った人、自分を中傷した人、自分に敵意を持っていた人にも、自らの木陰を提供できる、太っ腹の大木となれるのか。
各班発表
絶望や不信の渦巻く世界で、希望の灯をともそうとするならば、当たり前ではいけません。静かなる変革・・・、それは純粋な目的のために、ひたすらに信念と忍耐をもって、ゆっくりではあっても確実に進み続けることです。大阪市長さん率いる関西発のグループは最近人気を集めていますが、破壊のパワーで世に切り込んでいます。塾長・仲野はそれを好みません。育みの力、創造のパワー、つながりの力に全幅の信頼を寄せて、塾生を育てたいのです。