この日本社会で、特に2011年3月11日以降、
いや、もっとさかのぼれば、
1995年1月17日以降かもしれませんが、
未曾有の大震災、そして大津波の被害に遭遇して、
人と人のつながりが真剣に見直されてきました。
絆、結びつき、連帯、コミュニティ・・・、
さまざまな表現がありますが、
人と人はつながり、支え合い、共に生きていく存在です。
このような発想で、世界を見た時に、
本当に、今のこの世の中で求められている価値観は、
女性が持っている特性の部分と重なります。
「つなぐ、結ぶ、融合させる」ような価値観。
これらをないがしろにする地域や国は、
必ず痛い目に遭うんです。
争いや分断、破壊や独裁・・・。
こんなことを言った人がいました・・・。
もし世界中の国家の首長が全員女性だったら、
今のような紛争や殺戮は同じように存在しただろうかと。
あくまで想像ですが、
そして男性の存在を決してないがしろにするつもりはありませんが、
すべての国家の首長が女性ならば、
少なくとも、現在よりは、いのちは肯定されたであろうと、
私は思うのです。
本当に女性の視点には素晴らしい特性があるのです。
よって、「おんな、子どもに学問は要らない」なんて
ひどい考え方が横行していた時代もありましたが、
真の女子教育って、国家の在り方にまで波及することであると、
私は、真剣に考えています。
(続きます)