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セミナー

【レポート】人間塾2017年度第18回ヤングセミナー

2018年2月15日

人間塾 第5期生 曽根和輝
(東京大学4年)

立春を過ぎてもなお厳しい寒さが続く2月8日に第18回ヤングセミナーが行われました。私は、まとめ合宿や修了式が近づく中、修了予定者として気を引き締めセミナーに臨みました。

今回のセミナーでは、あらゆる場面でその人の人柄・品格が出ることや、大学で身につけておくべきことについて学びました。

塾長はまず、「財布をお尻のポケットに入れるな」という切り口からお話しされました。ジーパンのお尻のポケットに財布を入れて歩いている若者を、時折見ることがあります。お金はその人が汗水たらして稼いだものです。お尻に敷くのではなく、ジャケットの内ポケットに入れるなど大事に扱うべきだと塾長はおっしゃいました。その人の人柄・品格はそのような場面にも出てくるからです。

これは、感謝の気持ちを伝える時にも同じことが言えます。何か頂いたとき、「ありがとうございます。おいしかったです」のようなありきたりな言葉を使うことは、心のこもっていない印象を与え、高い人間性を感じさせるものではありません。話し手、聞き手、話題の3つをつなげて思いを伝えるべきだと塾長はおっしゃいました。例えば、「一人暮らしなので温かいお味噌汁は久々です。○○さんが作ったお味噌ですね。○○さんの温かさとお味噌汁で心も体も温まりました。ありがとうございます」のような伝え方をするべきです。このように、あらゆる場面でその人の品格や価値観が表れてきます。

人間塾2017年度ヤングセミナー:質問をする塾生

質問をする塾生

私は、来春4月から社会人になります。多くの人と関わり、多くの仕事をする中で、上記のことがらを意識しなければならないと思いました。人間塾に入塾する前、私は品格のある人間とは言えませんでした。周りの人や社会は、私に「できること」ばかりを求めていると思い、勉強ばかりして「できること」を増やしていました。しかし、一流の人々は、その人の「できること」だけでなく、その人が持っている価値観や、人間としての在り方を通じて、その人自身を見ます。自分の行動・振る舞いの隅々に気を遣う必要があると、ひしひしと感じました。

次に、塾長は大学で身につけるべきことについてお話しされました。一つ目は、学問を追求し論理性と客観性を養う場です。学問を追求することで終わりがないこと、無知な自分に気づくことが大切です。これによって、傲慢にならず日々謙虚に努力することができるのです。私は、何か達成したとき、舞い上がってしまうことがありました。しかし、その違和感に気づき、客観的に今すべきことを考え、地に足をつけて努力していこうと決意しました。二つ目は、視野を広げ批判的思考力を磨くことです。物事を多方面から見て、自分で考え判断しなければならないということです。様々な物や人と出会い、考えをいったん受け入れる素直さがなければ批判的思考力は身に付きません。私は、セミナーを受けるまで素直さと批判的思考力とは相反するものだと思っていました。しかし、批判的思考力とは、素直に様々な可能性や考えを受け入れ、自分で考える過程を経て初めて得られるものだということに気づきました。三つ目は、情操の土台を固め、世界規模の出来事を自分事として捉えられるようになることです。そして、これら三つを身につける上で自分と対峙することが不可欠であると最後に塾長はおっしゃいました。

私は、入塾前、自分に向き合うことの代わりに、勉強に打ち込むことによって、自分を見つめることから逃げていました。もちろん、自分と向き合うことは厳しくつらいものだと思います。しかし、自分と向き合ったからこそ価値観や自分のあり方が分かり、使命を見出すことができました。これからも日々自分と向き合う中で、心が揺れることもあるでしょう。それでも前を向き、以前のように自分から逃げてはいけないと決心しています。

人間塾2017年度ヤングセミナー:国家試験を応援

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