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セミナー

【レポート】人間塾2016年度第18回ヤングセミナー

2017年2月11日

人間塾 第5期生 曽根和輝
(東京大学3年)

1月26日、2018年になって2回目のヤングセミナーが行われました。まとめ合宿や修了式が近づく中、修了生は焦りを感じながら必死にセミナーに臨んでいました。

今回のセミナーで、私は、社会の厳しさを生き抜くには、使命が必要であること、一流の人間になるためには教養が必要であること、そして「恩送り」という考え方の3点を学びました。

塾長はまず、「社会は厳しくて当然だ」という切り口からお話しされました。世の中には、自分の利益ばかり追求する人、品性がない人、価値観の合わない人など、自分が好きになれない人が大勢います。学生時代は嫌な人を避けるのは簡単ですが、社会に出るとそれができなくなります。なぜなら、家族や仕事における責任が生じるので、所属している会社や組織を辞めることは簡単にできることではないからです。私たちは、このような厳しい社会の中、どのように生き抜いていけばよいのでしょうか?この問いに対しての答えの一つが「使命」であるということが、人間塾に入塾して10ヶ月経った今、私にはだんだんと分かってくるようになりました。

私は来年度から大学4年生になり、就職活動も本格的に始まっていきます。就職活動においては、企業側は自社をより良く見せようとします。学生側も社会に出た経験はなく、実際に何をするのか、今後のキャリアプランを完璧に描ける人はそういるわけではありません。そして、多くの人は就職した途端、自分が思い描いていた社会とは違うと感じ、仕事のモチベーションが下がってしまいます。

この仕事を続けていく上で、自分自身の最後の砦になるのは、何でしょうか?それは、給料の良さ、残業時間の少なさではなく、「使命」が揺らぐことなく働き続けている自負なのだと思います。就職活動を進めていくうえで、この視点を忘れずにいたいと思います。

人間塾2016年度ヤングセミナー:テスト大変

テスト大変

次に、塾長から「備えよ常に」というボーイスカウトで大切にされている言葉を教えていただきました。この言葉は、私たち塾生が本当の意味で使命に燃え、立派な人間になるためのヒントだと思います。社会に出ると、いつチャンスが訪れるか誰にもわかりません。それは多くの場合、突然やってきます。世界のトップリーダーの方々とのパーティーに招待されたとしましょう。人脈を作り、知見を深めるには、コミュニケーションが必要です。英語ができない人は、話を聞いて理解することすらできません。

活躍している人々に興味深い人物だと認識してもらうためには、例えば、日本文化に精通していること、社会情勢などに対する自分の意見をしっかり持っていることなども大切でしょう。つまり、チャンスを掴むためにも私たちは、常に教養を身につけ、備えておくことが必要なのです。教養を身につけるには、様々な分野の本をたくさん読むことがまず挙げられます。このとき注意すべきなのは、本に対して自分の考えを持つようにするということです。

人間塾2016年度ヤングセミナー:楽しいお話

楽しいお話

私は、昔から教科書ばかり読んできたので、本を読むときに情報を吸収しようと必死でした。例えば、トランプ大統領がメキシコとの間にある理由から壁を作ろうとしているという文章があったとしましょう。私は、いままでこの文章を読んで、トランプ大統領の行為とその理由のみの理解に終わっていました。しかし、深い教養があるということは、どんなテーマに対しても、自分の言葉できちんと発信できるという事です。この場合、トランプ大統領の行為の是非に関して、自分の意見を持ち、その内容を議論として展開させる必要があると思います。自分の意見を持つことができて、初めて血の通った言葉を発信できるのです。

最後に塾長は、「社会の役に立ちたいという思いを忘れずに使命を持ってほしい」とおっしゃいました。このような使命を見出すには、「恩返し」だけでなく「恩送り」という考え方が、社会をより良くするのだとおっしゃいました。恩送りとは、頂いた恩をくださった方自身に直接返すのではなく、これから出会うだれかに手渡していくという考え方です。恩返しの関係性は、恩を与えてくれた人と自分との関係で終わってしまいます。恩送りは、一対一の関係で完結するのではなく、誰かにそして複数の人たちに恩送りをするので、多くの人との関係性が築かれます。私たち塾生は、社会をより良くするためにも、この恩送りという行動を実践していかなくてはなりません。人間塾でいただいた御恩を、私も今後たくさんの人に送っていけるように、今はじっくりと腰を据えて勉強に励みたいと思いました。

人間塾2016年度ヤングセミナー:大の仲良し

大の仲良し