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セミナー

【レポート】人間塾2016年度第15回ヤングセミナー

2016年12月15日

人間塾 第5期生 仲田彩乃
(筑波大学3年)

12月1日、本年度15回目のセミナーが開催されました。今年も残すところ一か月、セミナーはこの日を含めて二度しか残されていないこともあり、この4月から人間塾で学んできた自らを振り返りつつ人間塾に向かいました。

今回のセミナーは、去る11月27日に我々塾生が主体となって行った学生シンポジウムの直後だったこともあり、その振り返りから始まりました。様々な意見や感想が出たのですが、多くの塾生に共通していたのが「幸せってなんだろう?」というテーマについて塾生それぞれに考えてシンポジウムに臨んだものの、塾長の投げかけに対して自分の意見を的確に言葉にして表現することができなかったというものでした。

人間塾2016年度ヤングセミナー:一同大笑い

一同大笑い

では、普段考えていないテーマについて尋ねられたとき、どうすれば自分が納得できる回答をすることができるのでしょうか。ジャストミートで打ち返すには、どのように日頃から生きるべきなのか。それは、即物的な生き方ではなく、自分の芯を大切に育む生き方をすることです。そうすれば、その芯から派生する考えにも自分らしさが滲み、どのような問いに対する答えも納得して伝えることができます。

芯のある生き方とは何か。それを考えたとき、「知識ではなく、知恵のある人間として生きること」という塾長の言葉が胸に残りました。趣味は読書で、大学で言語学を専攻している私は、日頃から多くのことばに触れています。しかし、そうするうちに、いつしか語彙を知識としてしか認識しなくなってしまっていたのではないかと気付かされたからです。本当に大切なのは知識としての語彙の多さではなく深さであり、言葉の深みはその言葉が当人の経験に裏打ちされているからこそ生まれるものです。インターネットが普及し、すぐに答えを求めることができる環境に慣れてしまった私たちは、結果にたどり着くまでに経験する過程の重みをつい忘れてしまいがちですが、人間の厚みや深さは過程でこそ育まれるものだと塾長は教えてくださいました。

日々を真摯かつ誠実に生き、自分だから感じられるその毎日の経験を大切にしていくこと。それが芯のある生き方につながる道なのだと感じられたセミナーでした。

人間塾2016年度ヤングセミナー:修了生を囲んで

修了生を囲んで