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セミナー

【レポート】人間塾2016年度第13回ヤングセミナー

2016年12月2日

人間塾 第5期生 佐藤仰
(ルーテル学院大学2年)

去る11月10日に、第13回目のヤングセミナーが開催されました。塾長はまず、つい先日終わったアメリカ大統領選挙について、塾生の思いを問われました。トランプ氏が選挙に勝利したことに対して、私は彼の今までの演説がとても過激だったので、当選したらどうしようかと少なからず不安を感じていていました。塾長は自身のアメリカでの経験を用いて、今回の大統領選挙を説明してくださいました。私が最も印象的だったのは、アメリカでは大統領に当選した後、必ずしも選挙演説で言ったことを実行するとは限らないということでした。その点で、トランプ氏が選挙戦の前と後では、実行することが違う可能性があることを指摘され、心にあった不安が少しなくなりました。

続いて、塾長は天皇陛下の生前退位説について話されました。この問題に対して、生前退位の実現は決して簡単なことではないことを、私は強く感じました。また天皇陛下ご自身は、その立場と皇室典範の規定との間で苦しんでおられることもあり、今のご自身の年齢や健康状態では、象徴天皇としての役割を十分に果たせなくなることを懸念しておられることも聞きました。

人間塾2016年度ヤングセミナー:分相応について語る塾長

分相応について語る塾長

そこから発展して、塾長は私たちに「分相応とは何か」と問われました。「分」とは、その時自分が持ち合わせている力、能力等のことです。つまり、分相応とは物事に対して、今の自分の身の丈に合った働きをすることを指していると塾長は言われました。そのためには、まず自分の「分」をよく考え、知る必要があります。なぜならば、自分の「分」を知らないと「蟷螂(かまきり)の斧、身の程知らず」という中国の諺が意味するように失敗する可能性があるからです。私はこの問いを投げかけられたとき、自分が今与えられている様々な場において分相応に生きているかを自問しました。返ってきた答えは、私が多くの事に対して、まだまだ分不相応であるというものでした。今の自分が物事に対して消極的すぎると感じ、もっと積極的に行動すべきと思わされました。

結びの言葉に塾長は次のように話されました。分相応の働きにおいて、自分がやるべきだと感じる一方、それを行うと出過ぎではないかと迷う時がある。しかし、自分がやるべきだと感じるならば、迷わず働きかけ、自分の成長となる種をしっかりと掴むことが、人生をより良い方向に変えていくチャンスなのだと教えてくださいました。日々を送る中、自分の立場をわきまえ、分相応に生きれるように意識を高く持つ重要性を痛感させられたセミナーでした。

人間塾2016年度ヤングセミナー:美味しい柿を頂きました

美味しい柿を頂きました