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セミナー

【レポート】人間塾2016年度第2回ヤングセミナー

2016年5月3日

人間塾 第2期生 小関昭仁
(聖マリアンナ医科大学5年)

4月28日に、本年度2回目のセミナーが行われました。セミナーでは、5月1日から始まる遍路研修を前に、香川県小豆島におけるお遍路行の文化について教えていただきました。

小豆島遍路は、1200年以上前に弘法大師が開いた修行道をもとに、島内88か所の霊場、寺院を巡っていく行程です。小豆島の遍路道は、険しい山の登り下りの多いルートとなっています。山の中を歩く道など、昔の修行に使われた道が多く保たれており、全てを歩き切ることで、千年以上にわたって受け継がれてきた古の文化に触れることができます。この文化を伝え続けていくため、多くの人たちが尽力しておられます。遍路を巡る人をお遍路さんと呼び歓迎してくれる文化があり、それぞれの霊場を管理されている方、お遍路さんを泊めてくださる宿泊施設の方、お遍路さんが通れば声をかけてくださる小豆島の方々、生活の一風景としてお遍路さんがいるコミュニティーの存在、これら全てが揃って小豆島遍路という文化の継承が行われているのです。こうしてお遍路が伝えられ続けてきたことに、私は感動しましたし、お遍路に参加する機会に恵まれたことを嬉しく思っています。

私は今回、小豆島遍路への参加は四度目となりますが、何度来ても新たな発見のある旅です。遍路は巡礼であり、一度全ての寺を巡っても終わりではなく、二度三度と繰り返す人が数多くいます。私もその一人です。幾度も巡礼を繰り返すと、同じところを回っていることになりますが、そこを訪れる自分は変わっていくということに気づきます。何度も訪れた寺、何度も歩いた道を巡ると、以前の自分はそこで何を考えていたのかが蘇ってきます。そして改めて今の自分と見比べてみると、同じ位置に居ながらにして現在と過去の自分を見ることになり、自分を顧みる契機となります。今回の遍路研修でも、きっと新たな発見があるのだろうと思っています。

セミナーの最後には、ドミニカ共和国からの留学生のジョナサンさんと顔合わせをしました。今回の遍路研修では、彼も一緒に学んでいくことになります。彼との出会いも含めどのような新しい出会いがあり、どのような研修になるのか、楽しみにしています。

人間塾2016年度ヤングセミナー:大阪のジョナサンとスカイプで顔合わせ

大阪のジョナサンとスカイプで顔合わせ