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セミナー

【レポート】人間塾2014年度第19回ヤングセミナー

2015年3月3日

人間塾 第3期生 佐藤大知

2月の肌寒い日の夕刻、いつものように塾生達は人間塾のセミナー室に集った。互いに近況を報告し合い、19時のセミナー開始時刻を迎える。今回が今年度最後のセミナーだ。

このセミナーで塾長から与えられたテーマは「塾生としての自覚、生き方」というものだった。一般に学生は、自分の活動を自分で選択することが多い。同時に、活動の力の入れどころを自分で決めることも可能だ。塾長曰く、通常の環境に置かれている学生ならばこれで特に問題はない。しかし人間塾の塾生は一つの活動にだけ尽力するのでは不十分な時がある。別の活動にも力を注がなくてはならない状況に遭遇することもある。その時、人間塾の塾生ならば、与えられた「全ての場所」で、持っている力を余すことなく発揮する努力が求められる。

次の話題は、属する組織の意向が自身の考えと異なるとき、組織に従いつつも自分を貫くにはどうすべきか、ということだった。塾長は、そのようなときこそ「新しい方法を見つける努力」が必要、と言われた。それは「AとBどちらを優先するか」でなく、「AとBどちらも出来る限り成立させる」ため、「新たにCを創造する」ということだ。第34代アメリカ合衆国大統領のアイゼンハワーが、対アフリカ開発援助政策にて、交渉が行き詰まったとき、新たな方策を模索した話を塾長から聞いた。国内の合意も取り付け、アフリカのある国への援助を可能にするための工夫と努力。つまり「どちらの要求も満たすための第3の道」を考えることの大切さである。塾長は、このように「新たな道や方策を探求する心」が大切だと説かれた。それが塾生として持つべき心であると。

加えて塾長は、「周りの人たちに多くのものを与えられる人間になりなさい」と言及する。「多くのもの」とは、手に入れた富で他者を助ける物質的な意味と、他者に心のよりどころや安心を提供する精神的な意味の両方を含んでいる。これは今回のセミナーだけでなく、1年間かけて人間塾で学んできたこと、そのものだ。

塾生達一人ひとりが自身の心と徹底的に向き合い、悩みに悩む日々を過ごしてきた。だからこそ、社会と対峙する決意ができ、他者の為に命を燃やすことができるのだ。そして、具体的に何をして周りの人達に貢献していくのか。どんな新しい道、第3の道を見い出し、世の中をより良くしていくのか。それを考え、悩み続けること、それこそが塾生としての自覚の始まりである。

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