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セミナー

【レポート】人間塾2014年度第14回ヤングセミナー

2014年12月6日

人間塾 第1期生 海宝真波

師走も目前に迫る街では、クリスマスや年末に向けて賑わいが増したように感じられます。去る11月27日のセミナーでは書道の先生、高橋珠翠先生をお招きし、年賀状の書き方についてご指導を頂きました。高橋先生によるお習字の特別セミナーは、夏に開催されたセミナーに引き続き二回目です。

高橋先生のご指導

高橋先生のご指導

思い思いの言葉を練習する

思い思いの言葉を練習する

先生は私たちの書きたいものを大切にしてくださいます。まず、様々な字体やフレーズ、絵具を利用して先生がデザインされたハガキを見せて頂きました。そしてそれをヒントにしながら、塾生は年賀状を出す相手に何を伝えたいのかを考えました。

先生がおっしゃった「空間のデザインだと思えばいいのです。正解はないのです」という言葉をもとに、「賀正」や「謹賀新年」などの賀詞を練習する塾生。干支の未を様々な字体で書くことに挑戦する塾生、改めて自分の名前や宛名の書き方についてご指導して頂く塾生。また高橋先生が持ってきてくださった絵具や朱泥を使い色のアクセント取り入れる塾生など、各々の個性がキラリと光るデザインが見受けられました。

お習字に集中し頭を使った後は、夕食を頂きました。
皆で温かいお茶をのみ、お弁当をたべつつ、高橋先生からいろいろなお話を伺いました。

中でも印象に残っているのは、「縁」についてのお話です。どんなに字が上手くても諸事情で続けられない人もいるが、自分がお習字を続けてこられたのは「縁」があったからであるとおっしゃっていました。

通信手段が発達した今日では、年末年始の挨拶をメール等で済ませてしまう人も多いのではないでしょうか。失敗を気にせずに、短時間で沢山の人に一斉に届けることができるという手軽さの裏側で、手書きの文字から伝わる温かさや相手を思う気持ち、微妙なニュアンスなどが失われていっていることは確かです。

年賀状などの挨拶だけでなく、普段の生活の中にもちょっとしたお礼や言伝などの手書きのメモを人に渡すことがあります。そういったささやかなことにも気を配り、忙しさに追われる現代だからこそ、気持ちを伝えるために時間や手間をいとわず、つなげて頂いた縁を大切にしていきたいと思いました。

真剣に取り組む塾生たち

真剣に取り組む塾生たち