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セミナー

【レポート】人間塾2014年度第12回ヤングセミナー

2014年11月21日

人間塾 第2期生 奥山真希

今回のセミナーでは、人生を生きるための「夢や希望」、そして、人生を歩むうえで必ずついてくる「苦しみや苦悩」について、2つのテーマのお話を仲野塾長からいただきました。

「あなたの夢や希望は何ですか。」
セミナーは仲野塾長のこの問いかけから始まりました。生まれてきた人が皆、幸せでいられる世界を創ること。この地球が続くこと。新しい概念を提唱すること。等々・・・。その問いかけに塾生一人ひとりが答えていきました。人は皆それぞれ夢や希望を持っています。生きているならば、夢や希望を持っていたほうがいいのです。なぜなら、夢や希望がなければ生きていけないからです。

本日のセミナー前の食事

本日のセミナー前の食事

もし明日は来ないと言われれば、夢や希望を持つでしょうか。明日を迎えるまでに自分ができることを懸命に考えるかもしれませんが、夢や希望を持つことは難しいでしょう。だから、私たちは明日も来ると信じて今を生きています。夢や希望を持つためには生きているということが保障されていることは大前提なのです。いつか夢を叶えられる、あるいは近づけると信じ、そのために努力する時間や方法をもらって物事を考えています。

仲野塾長からある方のお話をいただきました。ご友人の紹介でその方のSNSをご覧になったそうです。その方はお医者様でしたが、ある日突然脳梗塞で倒れてしまいました。一命は取り留めましたが、身体の自由が利かなくなり、聴覚や視覚までも儘ならなくなってしまいました。自分がどこへ連れさられてしまうのかわからないような恐怖心に苛まれる日々が続き、自ら命を絶ちたいと思ったこともあったそうです。しかし、身体が動かせずそれすらもできないのです。そのときの苦しい心境をSNSで綴っています。彼は寝たきりの生活が十数年続いていますが、SNSに綴った自分史を本にしたいと意気込んでいます。「生きたい」と彼はSNSの文章に強く記しています。だから、彼は体が動かなくても夢や希望を持って明日も生きているのです。

できることが限られている人でさえ、夢や希望を持つのです。私たちは健康にも恵まれ、明日も数十年後も生きると思っています。夢や希望をたくさん膨らませて、それに向かって努力して、具体的に自分は何ができるのか覚悟を決めて生きていかなくてはいけないと私たち塾生は学びました。夢や希望を実現させるには、勉強や人脈、感覚や勘など多くの要素が必要です。しかし、夢や希望を叶えるときに本当に助けになるのは、「人脈」です。出会う人々がさまざまな場面で支えてくれるでしょう。人間一人だったら、一つのことしかできないことでも、2人になれば3人なれば、2倍にも3倍にもできることが増えていきます。人間塾はそのつながりを持たせる場でもあることを私は実感しました。

「あなたたちにとって、苦しみや悩みとは何ですか。どんな役割を持っているのですか。」
さらに仲野塾長は私たち塾生に投げかけました。今回のセミナーでのもう一つのテーマです。人生という道を歩んでいれば、道を阻む大木や石が必ずあります。生きていく中で必ず出くわすもの、乗り越えなければならない人生のハードルや壁、それが苦悩です。障害物を取り除かなければ、前には進めないのです。その障害物を取り除くことは、自分にしかできないことのです。なぜなら、仮に障害物を誰かに取り除いてもらったとしたら、それは自分の人生ではなくなってしまうからです。

真剣に考える塾生たち

真剣に考える塾生たち

他者と深く関わろうとすれば、つまり、その人の心に深く入り込もうとするならば、必ず苦悩が生まれます。人の心を知るという行為は、自分の心の深いところを知られる可能性があり、怖いと感じることが多いからです。しかし、本当にその人の心を知りたいと思うならば、自分のプライドを捨てなければなりません。すなわち、一つ何かを手に入れたいと思うのならば、一つ何かを捨てなければならないのです。捨てたものが気がかりで、時には後悔することもあると思います。しかし、月日が過ぎればそれは気にならなくなります。気になっていた悩みに終止符が打たれるのです。そしてまたどこかで、一つ何かを手に入れて、一つ何かを捨てる出来事に出会います。

人生を生きる上で、自分の抱える悩みや苦しみは尽きることはありません。ならばその悩みをどう乗り越え生きていくか、どう生きるか、何をすべきかを考える必要があります。その時、自分の軸を曲げてはいけない、精一杯に能力を発揮しなければならないと仲野塾長から教えていただきました。
「あなたの人生の主人公は、あなたです。」
そのことを胸に刻み込み、セミナーを終えました。