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塾長のそれでええやん!

追悼。愛の炎、一直線の道

7月7日(土)14:30からの札幌聖心女子学院での人間塾講演会は大盛況でした。100名近くの方々にお集まりいただき、人間塾へのご理解とご支援を頂きました。

その講演会のきっかけを作って下さったのが、聖心会のシスター竹井恒子先生です。38年前にお出会いした時は、シスター竹井は校長先生、私は中学一年生の生徒でした。一年後に東京へ転勤されたので、たった一年間だけのお付き合いでしたが、強烈な印象を残された方でした。

実は、この38年間、私の人生の節目には必ず居て下さる方でした。数々の思い出やエピソードが思い出されますが、昨年の9月に人間塾から発行する小冊子への執筆をお願いした時も、その行動力のすさまじさには舌を巻きました。お昼前に札幌駅で待ち合わせたのですが、久し振りにお目にかかるや否や、「今から小樽へ行きましょう!」と、こちらの都合は何も聞かずに、ただただ小樽の街を見せたいという一念で、小樽行のバスに(ほとんど無理やりに)乗せられたことを思い出します。小樽ではお鮨を食べて、街をぶらぶら歩いて、その間中ずっとお話をされていました。機関銃トーク満載の、いわば、スーパー・シニアでした。もちろん、原稿執筆のお願いはいたしましたが・・・。

その次にお目にかかったのは、今年の2月17日、東京で開催した人間塾の設立記念祝賀会でした。わざわざ札幌からお出ましくださり、会場では、シスター竹井をご存知の方も大勢おられて、ちょっとした同窓会気分だったと思います。しかし、小冊子に書いて下さった原稿の内容そのままに、人間塾へ寄せて下さる期待は大変大きく、当塾の理念に最も深い理解を示して下さった方のお一人でした。

7月7日シスター竹井(右)と共に

そして、ついこの間、7月7日に札幌での講演会がシスター竹井のご尽力で実現したのです。講演会が始まる前にお目にかかり、珍しく二人だけの写真を撮りました。素晴らしい笑顔と生き生きした目の輝きに、87歳とは思えないエネルギーを感じました。そして、講演会終了後、お褒めの言葉を頂きました。教え子としては、恩師に少し認めて頂けたような、喜んで頂けたような、誇らしい気持ちでした。シスター竹井が別れ際に仰った言葉は今も私の耳の奥にこだましています。

 
「いつまで生きるかわからないけれど、今日はまた心に火がつきました。心の炎が燃えましたよ。燃えたら私は一直線ですからね。まだまだ出来ることがあると思っています。本当に今日はよかったわよ」

その2日後、倒れられ、14日の夕刻、帰天されました。

お目にかかって、一直線に、真っ直ぐにこれからも進んでいくよと仰ったまま、神様のもとへ一直線に帰って行かれました。どれだけの愛情を頂いたことか・・・。

参列できないお通夜とご葬儀に、心をあわせて祈ります。尽きない感謝のうちに。